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第三話 疑惑

「大知くんさぁ〜それはないわ」


今、無実の容疑を掛けられている。


「先輩に浮気して乗り換えとかさぁ〜」


「先輩に愚痴聞いてもらってただけで...」


「そんなの言い訳になるわけ無いじゃん笑」


酷い。浮気された側なのに。


「そろそろ認めたら?ユナが可哀想なんだけど」


「俺はしてない...信じてくれ...」


「そもそも先輩に愚痴聞いてもらうって何?笑 そんなの先輩に迷惑でしょ」


吹奏楽部の人は知っているはずだ。なのに誰もフォローをしてきてくれない。


怖いんだ。フォローをしていじめの矛先が向くのが。


だから誰もフォローをしてくれない。


「まぁまぁ。人間関係は当人同士が解決すべきだよ」


「でもさぁ道永くん、このまま認めないとかユナが可哀想じゃない?」


「それも含めて当人同士が解決すべきだよ。他人が突っ込むべき問題ではない」


「そっか。道永くんごめんね?」


そう言いながら帰っていった。道永は終始俺にゴミを見るような目線を向けていた。もうダメかもしれない。姉さん、旅立つ不孝をお許しください。


###


「新規Vtuberオーディション?」


いきなりマネージャーから渡された資料にはオーディション内容について書かれていた


「そうそう!なんか周りにVtuber向いてそうな人居ない?」


このマネージャーが考えていることはなんとなくわかる。「大人気Vtuberが選んだ人なら天性の才能もってるでしょ!」


「いな....いや、一人いますね」


今、脳裏に大知が浮かんだ。きっと受けてはくれないだろうがゲームもうまいし話も上手だ。


「マジ!?それなら誘っといてくれない?」


「でもOKだすか分かりませんよ?今配信活動してるわけでもないし臆病なので」


「亜美ちゃんかわいいんだし行けるいける!」


「そうですかねぇ」


弟に可愛いとか通じるわけ無いでしょ!!!と思いながら次の撮影の会議をした。

責めてきたやつの何がやばいって...

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