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猫になった自分と自分の物語  作者: 真宮 雄一郎
2/2

登校

やはり過去の自分が目の前に居るのだ、観察したくなるのは当然の事だろう。


しかし今の俺は猫、当時の自分や小学生たちの目の前にずっと猫がついてきたらどうなる!?


団体は停止し学校に遅刻してしまう、それどころか猫を追いかけて団体から離れてしまう子がいるかもしれない。


ここは見つからないように遠くからこっそりと見守ろう。


会話の内容が気になるがどうせ当時の俺の会話内容だ、たいしたことはないだろう!

どうせ「螺〇丸」とか「影〇身の術」とか言ってるに違いない!


そんなの聞かなくてもわかる!


現に過去の自分は水風船を持って登校しているのだから。


当時の俺の小学校は少ない人数の小学校だった、田舎の小学校だが今思えばそこそこの敷地面積はあったと思う、小学校の敷地内にウサギ小屋が3つもあって20羽以上のウサギを飼育していた


別に卵を産むわけでもないのになぜ飼育していたのか、餌やりや掃除とめんどくさいだけだと当時は思っていたが改めて今考えると教育の為なんだとしみじみ思う


命の大切さや、普段からの餌やりや掃除と動物を飼う事に対する大変さを教えることだと思う


話が脱線したがうちの小学校は全校生徒合しても100人少々だったかな?


1学年で20人いるかいないかぐらいで

少ないクラスだと10人程度だったかな


それでもうちの学年は24人もいた、他の学年から見ればそこそこの人数だった


男子10名 女子14名

もちろん6年間クラス替えなどないのでずっと一緒だった。


しかし当時の自分が住んでいた地区では同級生は3名で全員自分を除いて2名が女の子だった。

そのうちの1人の女の子が今でも仲良くしている幼馴染になるのはまた後日


そしてもう一人重要人物、幼馴染にして現在の俺の上司、一つ上の田村君だ

俺の青春には全く関係はなかったが、今の俺にはありがたい存在だ!


学年が違うと遊んでるゲームや流行っているアニメなども違って田村君は同級生の男の子と話しているので、当時の自分はひたすら水風船をぐるぐると回している。


誰か注意しろよ、学校に着いたら先生に怒られるぞ!




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