王都の危機 その1
超、超、超、お久しぶりです!!!!!!
しばらく、書いてなくて内容があいまいになるという、、ここなんか、変じゃね?って、思ったら、ばしばし、言ってください……私も、一から読み直します笑
語彙力もどれええええええええええええええええええ
071
ライルたちは、王都西門前までやってきた。門の前には、完全武装で周囲を警戒している兵がいた。
ライルたちに気がついたのか、駆け足でよってくる。
「君! ここは危険だ! なぜ子供がこんなところに……」
「子供扱いされても困るんですよねー。これでも、魔法使いなんで」
しばらくの沈黙がはしる。
「嘘言え、こんなガキが魔法使いな訳わけないだろ。はははっ」
えらく、馬鹿にしてくれるな。少し頭に来る。
『ま、とりあえず、今は王都に行くのが先だ。相手にしてるな』
そうだな。こういう人は、簡単に通してくれなさそうだが。。。
「魔法使いを育てる学校があることを知らないのか? ま、知らなくてもいいけど。そこ、通してくれないか? 俺は、王都に用があるんだ」
「いや、今は無理だ。魔物……いや、とても強くなった動物たちが、暴れているんだ」
手を大きく振って、動物たちが暴れている様子を表現しようとしている。ジェスチャーゲームかなんかだろうか……人を見た目で判断するのはやめてほしいものだ。
「凶暴化した、動物だろ? 知ってるよ。そいつらを倒すために来たんだ。いいから通してくれ。この一瞬に、国の未来がかかってるって言ってもいいくらいなんだぞ」
「……君は、なんなんだ……」
兵は、言葉を詰まらす。まあ、当然だ。こんな子供が、平然と凶暴化だの国の未来だの言われたら、混乱もするだろう。こんな言葉遣いをする子供がどこにいるだろうか。
「見ての通り、ただの魔法使いだ。この世界を、いや、俺の敵を、ぶっ潰すために今ここにいる。邪魔をしないでほしいんだが」
すると、兵はゆっくりと道の端に寄った。
「どうか、この国を救ってほしい……」
『なんだ、すごいあっさり通してくれるんだな』
「俺には、この国を救えるほどの力がない……だから、頼む。今、凶暴化した動物たちが一番活発に動いてるのは、北側だ。一番守りが薄かったからな、そこを攻められるのも無理はない」
兵は、今の状況について、しっていることをすべて話してくれた。
「どうやら、俺らの出番のようだな。クロヒ」
『おうよ!!』
半日して、ようやく北門に着いた。日が沈み始めている。少し肌寒い。
美鈴と、クラハは家に置いてきた。しばらく、動けるような状態じゃなかったからだ。そして、この戦い、とても嫌な予感がする。
嫌に静かだ。近くでは、動物たちと戦ってる国の兵らがいるんだろ? 静かすぎる。全滅させられたとか……?いや、そんなはずは……
『大丈夫かライル。顔色が悪いぞ』
「夕日のせいだろ。気にすんな。それより今は……」
ドッカーンッ
突然、大きな音が遠くから響いてくる。大きな爆発だ。林のほうから、煙が上がっている。
「今のは……魔法か……?」
『そっちの、林のほうだ!!!!』
んなことわかってんだよ! あの爆発の大きさ、尋常じゃない魔力の量を使っている。そんなに、優秀な奴がいるなら、俺が来る必要はあったのか? 十分事足りるんじゃないのか?
いったい、どんな奴が、あそこにいるんだ……!?
読んでいただきありがとうございます!
不定期ですが、これからも投稿していくので、よろしくお願いします♪




