9話、誓い
うまく文があってなかったらすみません
朝食を食べた俺たちはハーミット家にきてみた、ドアをノックしたらマイミさんが出てきた
「こんばんは、おばさま」
相変わらず他人には礼儀正しいなおい
「遊びに来てくれたの?」
アリバイ作りにハミナちゃんとサン君に会いにきたってマイミさんには伝えるように行く途中で確認し合うった
「はい、ハミナちゃんとサン君はいますか?」
「今裏手にいますよ」
「わかりました、行きますね」
裏手に回るとハミナちゃんとサン君が真剣な顔で積み木を積み上げてる
あ、こちらでいう牛に近い家畜のカームの近くでやってたからカームの歩く振動で積み木が崩れた
悲鳴をあげる2人が俺たちに気づいて近寄ってきた
「あ、レンにいちゃんにリア姉ちゃんだ!こんばんは!」
「お兄ちゃん、お姉さん、こんばんは」
「こんにちは、でしょ?」
リアが笑顔でハミナちゃんとサン君に指摘をすると2人ともハッとした顔をした
「あ、間違えた!」
「ちゃんと言葉を覚えないとね」
「うん、頑張る!」
いい子だなぁ、、リアが頭を撫でるとすっごい嬉しそうだ
しばらく、4人で遊んでかは本題に入ることにした
キリが良いところで俺たちは2人と離れることにした
「俺たちは用事があるからまたな」
「はい、またあそんでね!」
「またねー!」
俺たちは室内で家事をするマイミさんのとこに向かう
「さあ、やるか?」
「ええ、やりましょう」
マイミさんが後ろの俺たちに気づいた
「あら?どうしたのかしら?
「ちょっと試させてください、後ろ向いて」
「こうかしら?」
おれは魔法の玉、名付けて無力玉をそっとマイミさんに当てるとどんどん黒くなって真っ黒になった
代わりにマイミさんから黒いのは見えなくなった
マイミさんにもういいですよと伝えると視線は無力玉にいった
「その黒い玉は何かしら?」
俺は返しを思いつかなかった、、でもリアが即座に答える
「これはイタズラ用の黒い玉ですよ、ぶちまけたら一帯が墨に覆われます」
俺は嫌な予感がしたから言いながら逃げるリアに付いていくように逃げ出した
「こ、こらぁぁー!」
遠くにから怒る声が聞こえる、急いで家から出てこんなことにした犯人を走りながら怒る。
「ちょ、おま、何言ってくれてるんだよ!?」
「え?記憶が戻る前はしてた事ですよね?」
「否定はしない!」
「なら良いじゃないですか?」
「俺がこのままじゃ色々変われねぇよ!」
「変わってますよ」
お世辞はいい、とりあえず人目がつかない森に行くか
俺たちは逃げてるのに、何故かすごい笑顔になっていた
「んなことより森に行くぞ!」
「あ、はーい!」
森について一息入れたらリアが黒い玉をどうするか考えだした、正直吸い取るまででここまで考えてなかった
「さぁ、この玉をどうしようか?」
「なんか、力を抜いてそれをぶちまけたら嫌な予感がしますね、、」
「俺が吸収するか?」
「無効化すると言っても何が起きるかわからないのでとりあえずやめてください」
リアの制止でまた振り出しに戻った
「わかった、じゃあどうするよ?」
「私に入れてみます?」
「入れるわけないだろうが」
さっきと同じだよ!?
「あ、やば、、無力玉が霧散する」
実験した結果でわかった一つだ、魔法は維持が大変なんだ
例えるなら制御が皿でコマが魔力としたら皿の上でコマを回してたら徐々に皿が小さくなっていって最終的にはコマを針の上で回すような繊細さが必要になる
だから俺は維持が出来なくなった
邪気が放たれ、形を形成していく
「なぁ、これはどうなんだ?」
冷や汗がでる、恐怖だ
背筋がカリカリ言っている、逃げろと本能が言っている
「あれが、動物とも魔物ともつかない異形の悪鬼です。正直今はまだ出会う予定はありませんでした」
「、、、」
やらかしたかな?
「ぐぁぁぉぁぁ!」
目の前に叫ぶ熊が出てきた、けど熊じゃない
なぜなら目の前のクマは骨しかない
あれが魔素と邪気が混ざった異形の生物か、、なんか、、
「すごく禍々しいな、、!?」
急に襲われた、まだ身体の練習はあまりしていないはずのリアにはこいつは不味い、リアの前に立ち剣を構えた
「えっ、、」
全身、特に腕と握力を魔力で強化して剣を構えた
なんとかギリギリで熊の振りかぶる腕に備えれたが、、受け止めた衝撃で骨がキリキリ言ってる
「重た、、」
力が強すぎる熊に体が持っていかれる、、負けるか、、!
でもギリギリ砕けないくらいにまで強化している足や腰にさらに魔力を回したら、腕と握力はこの力には耐えれない
少し拮抗したら熊が力を抜いた、俺は振り落とした左腕を弾こうってしたが愚策だと一瞬で気づいた
熊の右腕がなぎ払おうと振りかぶっているからだ
魔力を集めて当たるであろう箇所に集中させたが身体はくの字に軽く飛ばされて鈍い音がなった
痛い、脇から聞きなれないコツって音がなった
くそ、肋骨が折れたみたいだ
そんな俺に見える光景は倒れたリアと熊がお互いにみている沈黙の時間
リアが死ぬかもしれない、彼女は自分が死ぬと思ってなかったみたいで絶望した顔をして後退りをしている
「あ、、あ、、」
「リア!」
ふざけんな、お前を殺させない
あれ?なんか頭が凄く、、思考がクリアになった
小脳あたりが撃鉄が降りたみたいに重くない
「こっちを向け!骸骨熊!」
無意識に叫びながら無力玉を投げつけた、すると熊には相当嫌みたいで当たると敵意を向けてこちらに向かって来た
こいつはただの剣じゃ貫けない、なぜか直感でわかる
、、、本に書いてあった魔力を武器に移す魔法、、無力玉を剣に移してみる
剣に無力玉を通し、一体化、、こうだな
名付けるから無力剣かな
どこを狙う?腕?いや、、胸にある赤い玉だ
あれを魔力玉を纏った剣で突き上げたら倒せる、あれが本体、破壊したら周りに邪気がまき散らかされるがこの剣なら破壊しても剣が吸収してくれる
さっき殴られた脇の痛み?そんなのに構う暇があるなら
目の前のこれを壊すために1秒でも集中したい
すごいな、神経と脳の間に壁があるみたいだ、痛みを感じない
顔に表情がない骸骨なのに怒るのがわかる。クマが俺に迫る、繰り出してくる右へのなぎ払いはかなり大降りかよ
無力剣で爪にあてるとバラバラと骨が崩れた
クマも何が起きたかわからないみたいみたいで崩れた右手を見てる
見てる時間があるのか?おれは近づき
赤い玉を叩き割った、
叩き割ると、骸骨熊は悲鳴をあげる前に硬直して崩れ落ちた
骨を確認して動かないのを確認したら、、なんか糸が切れた
力が抜けて仰向けに倒れた、どんどん思考が重くなって来る。
倒したぁぁぁ、、、リアを見たらこっちによって来たみたいだ
「大丈夫!?」
「大丈夫だよ」
駆け寄って来たのか、、リア、、
「ごめんなさい、、」
「なぜ謝る?」
リアを守る、それが達成できたのになぜ謝る
「わあしぃ、、助けるためにきたのにやんもできなかった
「だからなんだよ?」
「わたし、、怖くて動けなかった」
顔見てわかってたよ
「誰だって怖いさ、気にするな」
「わたしは神様なんですよ?」
「今はリアだろーが」
「私もっと強くにゃる、、」
「言えてないよ?」
「うぅ、、茶化さないでください」
こんなリアも、悪く無いな
「強くなるぞ、2人で」
「、、、はい」