7話、日常と今後の話
誤字脱字、表現のミスがあったらすみません
終わらない誤字脱字修正
はぁ、、リアやあの一家が来てから一カ月が経った。
あれから色々変わりすぎて言葉に出すのも疲れる
「お母様、お手伝いいたしますわ」
「あらあら、、ありがとう、リアちゃん」
毎日母さんの手伝いをして料理を作り、洗濯物もするリアに感激したお母さんは機嫌がすこぶる良い、まぁ男所帯に予想外の女の子がきたらそりゃそうなるか
リアは朝はお母さんの手伝いをしてる、ちなみに邪気が見えた一家はお隣の家に居て父さんの仕事を手伝っている
さて、森に練習をしに行こうかな。席を立ち何時もの魔法や肉体強化の練習に向かう
「母さん、行ってくるよ」
「行ってらっしゃい、晩御飯までには帰ってきなさいよ」
「あ、待ってください!私も行きます。お母様、良いですか?」
リアがお母さんに了承を取るために話しかけてる、母さんは少し驚いたみたいだが断る顔はしてない
「あら、リアも行くのね?レン、まっててあげなさい」
「仕方ない、わかったよ」
「すぐ支度は終わりますから待っていてくださいね
「まぁ、遅いだろうから気長に待つさ」
なんて言ったら母さんが笑顔の圧を出してきた
「あらあら、酷いことを言ったら、、ダメよ?」
「う、、はい」
圧がすごい、有無言えなくなり母さんが俺の返答を聞いたらよろしい。と言って家事に戻った
準備しながらそれを見たリアがニヤニヤしながらこちらにきた
「怒られましたね♩」
この発言を聞いてわかった、、リアは完璧に母さんを懐柔しやがった、、
それほど時間かからずリアの準備が終わり、リアが俺の前にきた
「おまたせしました」
「待ってねーから行くぞ」
「あらあら、だいぶ扱いが雑になりましたね?嫌いじゃありませんよ?」
「戯言言ってないで行くぞ、母さん行ってきます」
「お出かけしてきます」
俺たちの言葉に母さんが家事をしながら反応してくれた
「行ってらっしゃい、出かけてるキーフに会ったら喧嘩しないようにね」
「わかった、昼までには戻るよ」
「昼ごはんは食べる?」
昼ごはんの単語を聞いたリアはにすかさずリクエストをしだした
「私は、サンドイッチが欲しいです」
俺は肉がやっぱ食いたいなぁ
「俺は肉が「サンドイッチ、食べたいですよね?」
リアがニコニコしながら圧をかけてくる、くそ、、母さんと同じ圧じゃねーか!
「さ、サンドイッチ食べたいかな」
しどろもどろになりつつ聞いたら母さんが微笑ましくこちらを見てる
「あらあら、、もう尻に敷かれてるのかしら?」
「尻にはひいてませんよ、レンの反応が可愛いだけです」
「あらあら、、早くも私とお父さんと一緒ね」
父さん、そうだったのか、、なんて考えつつも俺たちは家を出ていつもの森に入った、そしていつものように訓練を始める。違うのはリアが横にいるくらいか?
リアに何がしたいか聞いてみるかな
「さて、なにから始めようか?」
「まず、私は自分の魔力の流れを見ますね」
あ、魔力を感じるために集中するんだな、けどふと思った疑問を聞いてみる
「ああ、これが魔力、、私生きている、、」
「その身体、間借りしてるんじゃないのか?」
「間借りじゃないです、私は彼女と融合しましたから魂も定着しましたよ」
つまり、この世界で人になったのかな?
「ただ、、感情まで引き継いでしまいましたから論理的に動けない場合が出そうです」
「それもいいんじゃないのか?」
がっかりしたように答えるリアを見た俺は感情があってもいいと思えるように返答をした。疑問に思った顔をしてるリアに俺は思ったことを口にしてしまった
「なぜですか?目的に支障が出る可能性があるのですよ」
「そのほうがリアとして見れるし感情があったほうが俺は好きだな」
「な、何を言いだすのですか!?」
「、、、はっ」
お互いに顔が赤くなり場がもたない、魔法の練習をしようと提案してみる
「練習、、するか」
「そうですね、、」
しばらくお互いに無言で魔力の調整をした後リアは右手を前に出し魔力を集中させると薄い白い玉ができた
薄い白い玉をリアが飛ばすと、目の前の木が軽く弾けて皮脂が剥がれた
「これが魔力、、」
「知識があるだけでこうも違うのか」
感動するリアをみつつも知識があるだけでこんなに早くできるんだなぁ
「当たり前です、崇めなさい」
「だから崇めねーって」
「、、、ふふふ」
「どうした?」
なんか、また魔力の球を作ったぞ?
「これ楽しい!もっと!もっと!」
「リア!?お、落ち着けー!」
目がいってるよおぃぃ!周囲に魔力の球を投げ散らかし魔力が切れるまで止まらなかったよ、、
しばらくして俺たちは魔力休憩するために休むと、リアが草むらに倒れて喜びの声を出した
「気持ちいい、私生きてる!」
「そんないいのか?」
「当たり前です、私はこんなことしたことありませんでしたから。今の私は全身で生を感じてますよ」
リアの顔が喜びで綻んでるや、よっぽど嬉しかったんだな。
あれ、、気づいたことを言ってみる
「そか、ふと思ったけど神様を捨てて良かったのか?」
「はい、あそこにいた所でこの世界の誰とも話せない、助けれないです」
「それに、結局レンが活躍したら私はレンが言わないと誰にも知られないってわかったんです」
「いや、気づくのがだいぶ遅い気がしてならないんだがそれ」
リアってもしかしたらポンコツなのか?
「ですので、、、私があなたの横に居たら私が活躍できると思ったのです!」
「リアから邪気が見えないあたりがタチが悪いわ。邪な考えにしか聞こえないじゃねーか、、」
「だって、嘘ですもの」
「おぉい!?信じたじゃねーか!」
反射でツッコミを入れてしまった、だが、、それを聞いたリアが本当に楽しそうに笑う
「あはは!でも、頭に声を流すより横で手助けしたいとは思いましたよ」
「確かに、俺もその方が嬉しいかな。今みたいに話す方も好きだし」
あれ、、この発言は臭かったか?
「にゅふふ、、」
「なんだよ?」
「なんもありませんよ?」
臭いって言いたいのか?その凄い嬉しそうな顔は?
でも、これ以上は墓穴を掘りかねないから切り上げようかな
「そうか、、、よしっ、帰るか?」
「ええ、帰りましょう」
リアも同意して村に帰るとキーフ兄さん達に会った
「やぁにいさん達」
「やっほ!リアちゃんにレン」
「突っ込まねーよ、、?」
マリアは相変わらずだな、、あの日以来、俺の扱いが酷くなった
「こんにちは、マリアお姉様にキーフお兄様」
「リア、お前身体は同年代だろ?なぜマリアを姉さんと呼ぶ?」
「私にとってはお姉様ですし、いずれ本当になるのですから当たり前です」
「相変わらず可愛いぃ!ぎゅーさせてぎゅー!」
マリアが嬉しそうにリアを抱きしめてるので放置して俺と兄さんで会話を始めた
「レン、もう終わったのか?」
「うん、今から部屋で座学だよ。そっちは息抜き?」
「そうだよ、母さんに頼まれて俺たちはハミナちゃんの所に行くところだよ」
「わかった、じゃあ晩飯で会おうか」
「そうだね、いきますよ。マリアさん」
「リア、行くぞ」
俺たちの声で2人は離れた、リアは離れたあと行儀よくマリアに礼をする
「はい。ではお姉様、、行ってきます」
「またよしよしさせてね?」
「是非、してください。」
俺の横に来たリアが俺に声をかけてきたが、、
「お待たせしました。旦那様」
「旦那じゃないわ」
「じゃあ、あなた?」
「結局同じじゃねーか!?」
なんて話をしながら帰路に着き、俺らは家に帰ってきた。
俺とリアを母さんが迎えてくれた
「ただいま帰りました」
「おかえりなさい、サンドイッチができてますよ」
「ありがとう、自分の部屋で食べるね」
「お皿は戻してね」
「はい、お任せください」
俺たちは自室に戻り、座学を始めた、、が、座学の途中で木になることができた
半年後に来る転機ってなんだろ?リアに聞いてみるか
「リア、半年後にくる転機って何なんだ?」
「この村が、狂います」
は?狂う?真面目な顔をしてリアが続ける
「狂うって何が起きるんだ?」
「...邪気が、村全体に広がります」
「、、、それって、、つまり、、」
「はい、邪気のパンデミックです」
「何故そんなことが!?」
「わかりません、私だって未来の見える想像神に予言されただけなんですから」
「マジか、、ちなみに助ける事は?」
「多分出来ますが、、大変ですよ?」
大変なんて関係ない
「構わない、俺が頑張ればいい話だ」
この発言でリアは真面目に突き刺すように言葉を訂正してくる
「履き違えないでください、俺がじゃなくて私達が頑張るんです」
目の前のリアがさすような瞳で訂正を求めてきた。たしかに俺がじゃない、俺たちがやることってのを忘れてた
「、、、そうだった、すまない。どうやったら助けれる?」
「わかりません」
「は?」
聞き間違いか?
「わかりません」
「いや、だからどうやったら」
「だから、わかりません」
おい嘘だろ、、、?
リアサイドの話を書きたいけどネタバレになるからタイミングがつかめないもどかしさ