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邪気吸いの魔剣士  作者: nobady
0章、魔剣に会うまでのスローライフ
5/10

6話、村に奴隷が来る(後編)

見直しましたが、変なところがあったら言ってください

あとわからない点も!



もどると、知らない一家達とうちの家族に混じってマリアの一家が居た


みんな金髪の家族の中に、1人だけぼろぼろの衣類で長髪で白い髪色をした少女がいたから多分朝に父さんが言った奴隷、、あれ?


近づくにつれて違和感を感じる、あの家族から、、黒いモヤが少し見えるぞ?


父さんと同年齢くらいの夫婦に俺より年齢が低そうな女の子と男の子もいるな、もやは夫婦にしか見えない


「レン、遅かったじゃない。すみません、こちらが私達の次男でレンです。」


「こちらはハーミット家のマイクスさんとナイミさん、娘のハミナちゃんに弟のサン君だ。仲良くしろよ?」


「わかった、、、はじめまして、レンです。よろしくおねがいします」


父さん、母さんの言葉をうけて挨拶をするが本来の俺なら挨拶すらしなかったって記憶があるや


「こちらこそよろしく。教育がよろしいですね」


夫婦家族が頭を下げて挨拶した。うちとマリア

の家族からはすごい驚かれたけどマリアが水を差してきた


「話した通り、こいつはいたずらばかりするから気をつけてくださいね?」


失礼な、しないっての


「もうしないよ、する理由もないしな」


「なんでよ!?」


多分だけど驚くマリアと淡々と喋る俺じゃ対極的なんだろうなぁ


「そんな事するのに飽きただけだ」


「それはそれで調子が狂うじゃない、、」


「ああ、なるほど」


俺がイタズラしたという兄と話す話題が欲しかったのかな?


「なによ?変な顔をしてるわよ?」


「今言うことじゃない」


「何よ!教えなさいよ!?」


「あー、はいはい後でな?とりあえず話に上がってた魔物に襲われた子はこの子かな?」


激昂したマリアを放置して白髪の女の子、多分俺とそんな変わらない年齢の子を見た。するとマイクスさんが口を開いた


「はい、この子はもう喜怒哀楽は出せないですが私たち共々仲良くしてください。この子の名前は49番です」


「私達はシクって呼んでます。ので挨拶しなさいシク」


「よろしく、レンだよ」


シクって四苦や死苦って読めてなんか元日本人としては辛いな

シクは機械のように無感情、無関心に右手を俺に出してきたので握手をしてしまう。日本人だった頃の条件反射で握手をした


「.....ん」


あれ?光を写さない目がみるみる輝き出してきた?


「レン様ー!」


え?いきなり抱きしめられた!?固まってしまったが、無下にはできないし頭をよしよししながら父さん達に助けを求める。みんな固まってるしハーミット家の面々は泣きそうな顔をしている


「え、嘘、、、感情が戻った!?」


ナイミさんの驚愕の声が響いた後に野太い父さんの声が響いた


「レン、何をした!?」


「俺が聞きたい!」


ナイミさんがシクに離れろと命令をだす、だがシクは、、


「シク、離れなさい」


「やだ、それに私シクじゃないよ?縁起悪いし」


堂々と抱きつきながら答えたシクにみんながキョトンとしてるや、俺も何が起きたかわからないからどうしたら良いかわからない顔になってる


「私の名前、リアだもん」


「んんん、、、?」


あれ?リアって、、でもあいつは消滅したよな、、?


「また、脳の血管を切っちゃうぞ?♩」


満面の笑みでいいやがって、てめぇ、、、確定じゃねーか、、!俺は抱きついてきたリアにだけ聞こえるように話しかけた


(なんで生きてやがる!?)


(誰が私が死ぬといいましたか?)


(、、、空間が消滅としか言ってないな)


(最後の頼みってのは?)


(あの空間での頼みごとが最後って意味ですよ?)


(紛らわしいわ!心配して損したわ!)


(周りに聞こえちゃいますよ?)


「いい加減離れろ!」


「嫌です!久しぶりの人肌なんですから!」


くそっ!無理に離そうにも魔力切れと腹筋が筋肉痛で力がはいらねぇ!俺がどうこうしてる間に母さんとナイミさんが凄い嬉しそうにしてる


「あらあら、、よっぽどレンが気に入ったのね」


「本名はリアって名前だったのね、、、」


みんな満面の笑みをしてるや


リアが俺から離れて挨拶をしだした


「はい、リアです。お母様、お父様、お兄様、よろしくお願いします」


「あらあらあら、、、こちらこそよろしくね」


「お母様、できればお召し物を変えたいのですが、、」


「私の子供のころの服ならあるからハミナちゃん、リアちゃんおいで」


、、、はぁ、心配した俺が馬鹿みたいだ


けど、良かった、リアが生きててくれてた


とりあえず夜は三家族で宴会だった、乱痴気騒ぎしてマリアはここぞとばかりに兄さんの隣でハミナちゃんとサン君の相手をしてる。


今、俺とリアは外に出て森に居る。2人なのを確認して思わず肩を落として会話を始めた


「生きてくれて良かったけど、こっちの世界に来るなら来ると言ってくれ」


「はい、来ましたよ」


しれって答えるリアに条件反射で答える


「今じゃねーよ!前もってだよ!」


「言わない方が楽しそうでしたので言いませんでした」


「言わなかった俺を見た感想は?」


「楽しい♩」


いつかハリセンを作ろう、そうしよう、、

ってかリアが何故その肉体にいるかが気になった


「ってか目的があってその身体に入ったのか?」


「はい、私もこの身体でレンに協力します。観測者や途中参加より最初からプレイヤーのほうが好きですから」


「ってことは、、」


「私も一緒に修行しますよ。ただ、ちょっと前に私はこの世界を見てただけなので今は身体も精神も神の力も無い普通の少女なのです。」


「なので、今の私はレン様と同じラインにいますよ。私にあるとしたら知識のみです」


正直ありがたい、知識があると無いじゃ全然違うし

今後も多分変わることだな


「僕は本の知識しかないからその知識はありがたいな」


けど、、じっと見てしまう。


「なんですか?」


不機嫌そうに見てくる


「前の姿には未練はなかったのか?」


「この子は成長したら私に似るので大丈夫です」


「そういう問題なのか?」


「はい、そういう問題です」


また、じーっとリアを見てもやっぱり黒いモヤはでてない、けど見てたらリアから変な顔をされた


「なんですか?」


「あの夫婦、黒いモヤが見えたんだ。」


リアが真面目な顔で答えを出してきた


「ええ、あれが邪気です。シクの頃からここに来るまでに見ていましたが奴隷商人とかから人間以下の扱いをされたんで不安から疑心暗鬼になってるんですよ」


さぞかし辛かったんだろうな、、あと本を読んでも邪気なんてなかったのをリアを言っとかないとな


「なるほどな、ってかそもそも邪気とはなんだ?本に書いてなかったぞ」


「邪気の定義は実は曖昧で私がみてもかなり説明するのが難しいのです、これから言うことはわたしの主観です」


「イメージで例えるなら邪気は純粋の反対側にいます、純粋な気持ちほど邪気は無くなり」


「邪気が増すほど純粋な気持ちからは遠くなります」


「例えば、、、ゲームをしてる時に純粋に勝ちたいや楽しみたいと思ってたら邪気は0です。しかしこれに勝ったら目立つ、もてる、相手を貶めたいなど勝利という目的からかけ離れて行ったら邪気が増します」


「わかりやすく言ったら悪意や敵意に近いですが、大まかな括りだと該当するけど細かく見たら人間の感情だから違う時もありますよってことです。」


「ちなみに邪気が見えるのはレン様だけです」


「なるほどなぁ、、だから魔法書には書いて無いのか。ってかそれなら邪気が見えても俺から見て悪いか悪くないかはわからないって事か」


「ですが、例外もあります。邪気を移された場合です」


「それは見たから大丈夫ですよね?」


「ああ、今見ても復讐ルートに切り替えれる自信がある」


リアがその発言を聞いて俺に制止をかけてくる


「それはやめてください、でも邪気なんて本来は他者に移せませんし自覚もできませんからね」


「とりあえず、来年まで時間があるし、、それはゆっくり聞くとして」


「様付けはやめてくれ。なんか嫌だ」


「あら?嫌でした?」


様付けは慣れてないからムズムズするんだよ!

あと、、リアとは対等で居たい


「なんかリアを下に見そうだから呼び捨てにしてくれ」


「レンがそう言うなら呼び捨てにします」


あ、そうだ、、聞いてみたい事あった


「あと、リアって名前、気に入ってくれた?」


「いえ、私は気に入ってはいませんよ?」


リアは顔と声が一致してない返答をしてきた

何これ可愛い、俺はそれをみて思わずイタズラ心に火がついてしまった


「、、、つけると言った時テンションあがってたよね?」


「あがってません」


顔はにやけてようとしてるのに必死に平静を装って声で隠してるリアがとても、、可愛く思えてしまう。

あの時の再現をしてみるか


「最後にいい名前をつけてくれて「それ以上言ったらレン様が夜中寝てる時にこの世界に居る瀕死のGを5匹程度顔周辺に置きますよ?」


声真似しながら言ったらガチ目に怒られた、真面目に目が座ってるもん


「ごめんなさい」


「よろしい」


「どうしてこうなった」


からかいすぎダメ、絶対


「貴方が余計なことを言うからです」


けど俺の心にいるイタズラ心がまだくすぶってる、近寄って本当は?といってみたいけど我慢だ


「レン様、顔に出てますよ?」


リアが近寄ってきて耳元で嬉しかったですと、言ってきた。なんか顔が赤いぞ、でもそれ以上に


俺は元は神というのを無しにしてもリアに敵わない気がしてならない


「レン様が、意地悪してきたので私もお返しします」


あ、本物の悪魔の笑みになった気がする。俺の第六感がやめさせなさいと言ってるしリアの顔は笑ってるのに目が笑ってないもん!


「嫌な予感がしてきたから家に帰ろうか?」


「何より俺が嫌だから付けたいし、、それに、、の続きを知りたいです」

「それ以上はヤメロォ!」


焦りすぎて声が裏返った、けど御構い無しでリアが顔を笑顔で近づいてくる


「くそっ、言わないとダメか!?」


「だめです」


「この悪魔!」


「私の元は想像神であり悪魔のサキュバスですよ?」


「今神の力とかも無いただのリアだろ!?」


「そうですよ、ただのリアが聞いてみたいんです」


、、、くそ!言わざるおえない、状況になってきた


仕方ない、リアはニコニコしながら俺を追い詰めていく


「笑うなよ?」


「笑いませんよ」


耳元で、、、、、って言った


リアはハッとした顔をしたあとすぐに後ろを向いた。

俺に顔は見られたくないらしい、これは怒ってるな、、


「、、、戻りますか」


「そうしよう、なんか暑いしな」


気まずくなった空気を消すように夜の風が気持ちよかった


恥ずかしかったし二度と言うか、サキュバスじゃ可愛く無いしすぐに思い出せて親しみが込めれる名前をつけたかったなんて



リアがなぜ来たかや色々裏話を描きたいけどリア視点を書くタイミングがなかなか掴めない、、




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