はじめまして
前書き
はじめまして、自分は今、新しい世界へ踏み出そうとしている。この入力画面は今、まさに自分の憧れである小説家の第一歩だ。憧れは自分が思っているよりも簡単なのだろうか? 今手に持っているこのスマホは「小説家」という自分の憧れ、夢を叶えてしまう。 自分は、文字を入力するというたったそれだけのことに苦戦をしてしまう。 情けない。
やっと憧れの存在に近づけるのに、自分は奇妙な緊張をしてる。故郷に戻るとき、懐かしい気持ちもあったが不安もあった。 期待もしていないが何か裏切られるような…
気持ちがまとまらない。
知ってるつもりだったのか、いや知ってるけれど… わかっていないんだ。 憧れは本物じゃないし真実でもない。自分の空想で妄想。
つまらない本物をわかるのも大切なんだと再確認してしまう。
小説の中の世界は余計なものはなく、シンプルな美しさがある。
しかし、生きているこの世界は複雑で、決して唐突ではない。
混ざりあって、本当じゃなくて、適当でもない。
文字という色合いはいつまでもそこにあるが、自然は変わらないことを知ろうとしない、わかろうとしない。
憧れも文字のように変わらないと思っていた。
しかし、自然のように変わる、変わってしまう。
自分が初めて読んだ小説はとても面白かった。見たことも聞いたこともない世界で主人公は、自分の人生を楽しんでいた。
自分が変わった、小説は変わらない。
その小説を読めなくなった、決して前のようには…
ここまで書くのになんと二時間!!
初めての執筆は読み返すと死にそうな痛い文章を書いてしまった…
後書き