第14話 VSでっかい狼①
すみません!多忙を極めて1日遅くなりました……。短いですが、ぜひ読んでください!
前回までのあらすじっ!
女の子発見!
実は悪魔だった!?
森から出るために協力←イマココ!
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あれからかれこれ数時間がたった。
真琴達2人は今も尚、道無き道を進んでいるが一向に出口を見つけることが出来ない。
「なぁ……ホントにこっちで……あってんのかぁ?」
「分からない。」
「マジかぁ……」
レイについて、少しわかったことがある。
まず、第1に口数がとんでもなく少ないのだ。
必要最低限しか口を開かないし、こっちからジョークみたいな話をすると真面目に答えてくるから話も続かない。
(全くどうしたものかねぇ……)
心の中では苦笑い。今、自分の表情も苦笑いだろう。
そうこうしているとレイが止まるように合図を送ってきた。真琴は、音を立てないようにそっとその場でしゃがみこむ。
少しするとレイがこちらにやって来た。
「なにか、大きな足跡があった。危険。」
「足跡?魔物かなにかか?低位の魔物たったら簡単に殺れるだろうけど……」
大きな足跡と言うくらいなら低位の魔物では無いだろう。
「ここから先は警戒しながらゆっくり進もう。」
「うん。」
短い会話を済まして真琴達は再び歩き始めた。
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それから少ししたあと。だいぶ日が傾き始めたので、野営を張る事にした。
真琴はカタログを取り出すと軍用のテントを召喚。また、非常食なども取り出す。
最初は、テントを二つ取り出すつもりだったのだが、金貨が減ってきていたので一つだけになった。わざとではない。決してわざとではないのだ!
テントを張り終わると、次は食事を始める。
余程お腹がすいていたのか、レイは目を輝かせながら非常食に食らいついていた。
真琴は少し口をつけたが、あまりにも疲労が溜まっていて食べ物が喉を通らなかったので、残りをストレージに閉まっておいた。
少し落ち着いてから睡眠をとることにした。しかし、夜も魔物は襲ってくる。その対策として、見張りが1人は必要なのだ。
「レイ。交代で見張りをしながら睡眠を取ろう。最初は俺が見張りをするから、それまでは寝ていてくれ。交代の時と、何かあった時に起こすからそのつもりでいてくれよ?」
「了解。」
肯定の言葉を述べたレイはそそくさとテントの中へ入っていった。
真琴は、とりあえずテントの前に座り込んだ。
しかし、もちろん見張りなんてやったことが無い為、ただ暇を持て余す。
とりあえず暗視ゴーグルを着けて左右を見てみるが、反応もない。
(特にやることも無い……ん?)
暇だと思っていると、何やら熱反応をを感知した。
(なんか不味そうだ……)
真琴は武器を手に取ると、とりあえずレイを起こす。
「レイ。熱反応を探知した。俺はこれから様子を見てくるよ。」
「ん……」
テントから出て、熱源の方に向かう。
するとそこには、以前みた雷を纏う銀狼が猛々しく立っていたのであった……。
次回は3日以内には書き上げるつもりです。(17時に上げます)
現実の新しい環境にまだ、慣れていないので遅れることもありますが、よろしくお願いします。