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明治日本パラダイス物語 俺と姉で歴史を変えてやる!  作者: koike


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第56話 玲子のバイク開発


1904年5月


海軍軍令部 佐治徳一中佐(陸軍参謀本部、阿部中佐と電話会談中)


「はい、そうですか、やはり阿部中佐そちらにも常陸丸と佐渡丸、和泉丸が6月15日にウラジオ艦隊に沈められて戦死1,334名、捕虜112名と悲惨な事件が起きるとそのような手紙がいきましたか。」


「それにしても、、近衛歩兵第一連隊長の最後がくわしく書いてありますよねまるで見てきたみたいに‥‥」


それはこう書いてあった。


”6月15日に玄界灘を航行中の陸軍徴用運搬船3隻が、午前10時頃ウラジオ艦隊所属の3隻の装甲巡洋艦によって攻撃を受け、常陸丸に乗船の近衛歩兵第一連隊の連隊長須知源次郎中佐ほか総計1238名が、ロシア装甲巡洋艦からの降伏勧告を無視して全速力で後方への遁走を図るが機関部に命中弾を受け機関部は破壊されてしまった。


敵艦からの近接射撃で船内は血の海となった。


それにより英国人船長ジョン・キャンベル、機関長ジェームズ・ヒューグラス、助手のサミュエル・ジョゼ・ビショップは相次いで死亡、生き残った将兵は小銃で反撃したが圧倒的な攻撃で須知連隊長は軍旗奉焼、連隊旗に重要書類の焼却それを見届けると下士官には生き残ってこの事を報告するように命じその場で切腹自決、残る将校も拳銃自殺及び海中への投身自殺などで沈んでいく常陸丸と運命を共にする‥‥


それだけでなくこの生き残った将兵からのこの自決の話が新聞や雑誌などに大きく掲載されてしまい、日本海の海上警備を担当していた第二艦隊に対して国民から強い批判を受ける!


”ウラジオ艦隊を見つけようと頑張っているが濃霧で難しいと言いわけすると、代議士が演説会で‥‥


“濃霧、濃霧と言えども逆から読めば無能なり!!”


と海軍がバカにされて国民の批判の対象になってしまいますよ~”



「どう思いますか、阿部中佐、私はこれは何か対策をしなければこの事がおきるのではないかと思うんですが‥」


「えっ!、陸軍ではこの手紙はロシア軍密偵の策略だと言っているんですか、こんなバカな事があるはずがない、このまま船を予定通りに出航させると‥」


「阿部中佐は中止を強く言ったが、聞く耳もたずですか、そうですか、わかりました。そちらが予定通りならこちらで何か策を考えます、はい、、いいえ、それでは失礼いたします。(ガッチャン)」



”そうだよな~ こんな突拍子もない話なんか誰が信じるだよ、上司に持っていっても陸軍と同じでロシアの策略だと言って相手にしないよ、どうしようか~見なかった事にしようかな、このまま捨てようかな、、どうしよう、、困ったな~”




6月15日

玄界灘を航行中の常陸丸 士官休憩室


見張り当番の下士官

「連隊長殿、大変です、、至急に操舵室にきてください、敵の船が三隻こちらに向かって来ます!!」


須知源次郎中佐

「なに!、敵の船が、、わかった。」


私は急いで操舵室にいった。英国人船長ジョン・キャンベルが双眼鏡を渡して敵を指をさした。


渡された双眼鏡で敵の船をみるとロシアの旗を上げた装甲巡洋艦が三隻、空砲を撃ちながら近づいていた。


英国人船長ジョン・キャンベルがこのまま逃げるのか停船するのかと通訳を通して聞いてきた。


私はともかく逃げてほしいと頼んだ、そして副官に全員武装して甲板に集まり反撃の準備を指示した。


しばらくしたら、船の周りで大きな水柱が上がり始めた停船しないので実弾にかわったのだ。


”やばい、こんな輸送船では追いつくか、戦いもしないで海の藻屑になるのか”


私は死を覚悟した。ただこの船の英国人は助けなければいけない、どうしたらいいだろうか、船の周りはたくさんの水柱が上がっていた、ロシア水兵がわざと外して楽しんでいたのだ。


甲板に上がった日本兵は海水のしぶきを浴びながら三十年式歩兵銃で無駄と思いながら反撃をはじめた、、みんな死を覚悟した。、、


一生懸命に甲板から銃を撃っていた兵士は突然に敵の船の周りに水柱が上がるのを見た。


えっ!?‥どこからと思いながら、回りを見ると右手から敵の船に迫る上村彦之丞中将の第二艦隊が装甲巡洋艦6隻に駆逐艦8隻の14隻が敵艦を囲むよう迫ったのである。


甲板にいた陸軍の兵士や須知連隊長は涙を流しながら敵艦に砲弾が当たるたびに”万歳!”と叫んでいた。



2~3日後の新聞はすごかった、海軍の上村彦之丞中将の第二艦隊が陸軍近衛歩兵第一連隊を危機一髪で救う大金星!


敵の装甲巡洋艦三隻撃沈どの新聞も上村彦之丞中将の第二艦隊のことばかり、陸軍も全滅覚悟だった近衛歩兵第一連隊長から事情を聞いて感謝状を上村中将に授与したのである。


史実では自宅に石まで投げられ、ロシアの手下とまで非難された上村中将は、一躍英雄扱いになったのである。




数日前の事

海軍の佐治中佐は上司が陸軍と同じくロシアの謀略と言って、この手紙を握りつぶされるより、直接日本海の海上警備を担当していた第二艦隊の上村中将に手渡したのである。



手紙を読んだ上村中将は信じた!!


なんせこれを見逃せば自分が大変な事になるのだ。




上村中将

私は双眼鏡でロシア艦隊の空砲で逃げ回る常陸丸を監視していた、本当にきやがった!


、、、私は歓喜した。、、、



副官が「艦長助けにいかなくてもいいのでしょうか」と聞いてきた。


私は「まだだ、もう少し、待て!」


陸軍さんには悪いがもう少し怖い思いをしてもらうか



なんせあの手紙にはひどい事が書いてあった。


“濃霧、濃霧と言えども逆から読めば無能なり”と非難され自宅に石まで投げられ、ロシアの手下とまで言われたんだ。


あの手紙を信じて大正解だ!


敵船がこなければ通常の警戒航海ですれ違いに”陸軍の健闘祈る”、ぐらいの手旗信号でも送ればいいだけだ、でもいったい誰がこの事を知って手紙を送ったんだ。



そしてにやにやしながら一番のタイミングをまっていたのであった。



~~~~~~~~



1904年6月

風間発動機王子工場

レースバイクの開発室


玲子

「エンジンは直列2気筒よ、ぜったいこっちがいいわ、4サイクルがいいんだけど、あなた達に作れるかな~、」


リーダ河野

「上部に吸気、排気バルブを付けなければならないですね、、部品数も多くななるし、2サイクルではだめですか?」


玲子

「4サイクルエンジンはエンジンの最もパワーの出る回転数、いわゆる「パワーバンド」が広くて2サイクルエンジンより広い運転域で安定した高速走行性能がでるのよ」


「今回は2サイクルでいいけど、、これからのエンジンは必ず4サイクルになるわ、研究して次回は作れるようにするのよ。」


「あとは空冷はダメ、、絶対だめよ!、高速走行時にエンジン温度が上昇して性能が落ちるから、安定して効率的にエンジンを冷却して性能を継続して発揮するには水冷エンジンよ、これは譲れないわ」


「これが、、資料よ、、エンジンから熱をうばって高温になった「冷却液」を適切な温度に冷やすための放熱装置でラジエーターが大切だから」


「こら~、、五十嵐孝蔵聞いてんのか、どこ見てんだよ、私のおっぱいばかり見てただろう、、エ~見てない、うそつけ~、」


「続けるよ、エンジンの高温になるシリンダーヘッドに冷却水路を通してその熱をラジエーターで冷やして循環させるんだ。その分重量やパーツが増えるが長時間の高速レースではエンジン効率は空冷よりこっちがいいはず、、フフフフフ、、よく資料見て作ってね」



「それから、これから大事な話をするよ、このレースバイクに秘密の細工をするのよ」



河野リーダー

「それは、何か違反になりそうな、、ものですか」


玲子

「そうね、、吉田君、、ちょっと聞きたいけど、、たとえば100ccの排気量のエンジンでは燃料と何が燃焼しているの」


吉田

「え~と、、それは吸い込んだ、、空気と燃料の爆発ですが」


玲子

「だから、、分からね~奴だな~、空気の何が燃えてんだよ、おっぱい孝蔵答えて見なさい」



おっぱい孝蔵

「ええ~、おっぱいじゃなかった、酸素です。」


玲子

「そうだ、空気の成分は酸素が21%でほぼ残りは窒素だ、つまり吸った空気の2割の酸素しか使わね~の、あとの8割の窒素は排気しているのさ、もしその濃度が30%や40%になったらどうなるかな~」



河野リーダー

「ぎゃ~、、すごいですよ、それ、最高じゃないですか、パワーがその分上がります、でもどうやってそうするですか。」


玲子

「まあ~、、お前らにはまだターボチャージャーだとかスーパーチャージャーなんか早いと思うが~」


河野リーダー

「なんですか、、そのた~あぼちゃ~じは、、大学では習ってません」


玲子

「いいかたとして過給機かな、150ccの空気を圧縮して無理に100ccの容量に押し込む感じよ、、そうすれば、酸素の量は1.5倍増える、まあ、それは、レース用の車の時に考えよう、」


「今回は違う、小型の酸素ボンベをバイクの座席の下に仕込むのよ、そうね250cc~300cc位のサイズでいいかな、スイッチはON/OFFでいいよ、いざの時の馬力UPだ10分か15分続けばいいよ。それを銅管でエンジンの吸入口に繋ぐのよ、フフフフフ、、これで外国の奴らには負けはしないわ」


おっぱい孝蔵

「それは、、正しい、、事でしょうか、、、」


玲子

「私のおっぱいをチラ、チラ見ている奴には言われたくないけど~が日本の力のないおんなが欧州のでかい男達と、戦うのよ、何でもありでしょハハハハハッハ、奴らもなんかとんでもない、卑怯なこと考えているよ、気にしないで」




(こいつ玲子は、力はないけど悪ぢえと、、中身の年と、、おっぱいは私よりある)おっぱいに自信のない尚美




こうして玲子のレース用(違反改造)バイク計画が進むのであった。





つづく、、、、



そしてレースバイク開発チームのリーダーはいつの間にか玲子になってしまったのである。









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