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第52話 尚美と玲子パート2

いつも読んでいただいてありがとうございます。



それでは、、はじまり、、、はじまり、、、


1904年2月

銀座のお店、3F事務所


白鳥玲子

「あんた、3年8(ぱー)組の五条尚美だろ~~、、学園祭で、、あの伝説の歌を奏でた、、くれないの~な~お~み、、だろ~、、どうして、、どうしてこの明治時代に、、いるんだよ、、、それも、、年も取りやがて、、、、、」



「あたしだよ、、2015年、愛車で海にダイブした、玲子だよ~~~」



尚美

「えっ、、、なに、、、なな、なんで、、顔違うし、、玲子、、、玲子なの、、どうして、、」


”私は固まってしまった、、なんで、そんな事、急に言い出すんだろう、、玲子になんとなくにているけど、、違う、、玲子はこんなに可愛くない!”




玲子

「フフフッフフ、、ハハハハ、、え~、、、どうだ~お前より可愛くなってびっくりしたか~、、、尚美、、どうしてこの時代にいるんだよ、、、」




尚美

”ゲッ、、間違いない!!、、このくそ言い方は玲子だ!!、、”


「ふん!!、、何言ってのよ!、、いつまでもガキのお前とは違うよ、、私は大人の女になったのよ、、、まずは、そこに座りなさいよ、、」



負けん気が強い二人は向かい合い腰かけた。



尚美

「あんたさ、、2015年、つめたい冬の海にダイブして死んだよね、葬式も私はいってあんたの死に顔見てきたよ、どうして、別人になって生きてるのさ、おかしいだろ、、」



玲子

「そうなんだよ、、あの時、、突然に子猫が飛び出してきてさ、、とっさによけたけどスピード出してたからね~、、そのまんまバイクにまたがって高さ十数メートル崖からすっとだんだよ~、、、、そのあとの事はよく覚えてなくてさ、、意識をなくしていてね、、、」



「しばらくしたらさ、、玲子、、玲子、、死なないで、、玲子、、て呼ぶ声が聞こえて、、右手をぎゅうと握られて目を覚ましたのさ、、よく見たらなんか家の額縁に入っていたご先祖のちょっこと若い頃の二人が泣きながら手を握っていたよ、こっちはびつくりさ、、、向こうもびっくりして医者を呼びにいったよ、、なんで、、父さんと母さんはどこだろうと思って周りを見てもいないし、、どこかの病院なんだろうけど、木造のやたらふるくさくて、、、丸い眼鏡をかけて医者がきたときは、、なんじゃこれはと思って見ていたら、自分の体が変な事にきづいたよ、、子どもだよ、、それもちいさい女の子、、先生が診察しているのを黙って見ていたさ、、、、」




      ~~~~~~~~~~~~~~~


医者

”えっ、、なんじゃこれ、なんで元気でこっち見てるの、あれ熱が下がっている肺炎だったよね、あんなにひどい状況でもう死にそうだったじゃん、胸の音もゼイゼイいってないし、これって、なんなの~、奇跡、、奇跡なの、、絶対に奇跡じゃ~ん”



「あの~、、御両親、、お嬢さんは、、奇跡のように回復しています、、よかったです、、もう安心ですよ、、」



玲子のご先祖

「えっ、、ほ、、ほんとうですか、、、でも、、さっき、娘の息が止まってもう駄目だと思いましたが。」



医者

「きっと、、御両親の思いが奇跡を起こしたのではないですか、、、、」



      ~~~~~~~~~~~~~~~~



「そんな事でさ、、私は4歳で死んだ御先祖の”玲子ちゃん”に転生したのさ、それから17年かわいこぶって、こんなくそ面白くね~時代を生きていたら、

1~2年前からなんかこじゃれた洋服を見るようになり、、やたら韓ドラのような小説や街角のイケてる男子なんてのってる月刊誌だよ、あとは百貨店いったらびっくりさ、、ランジェリーにブラジャー、、キャミソール、それにあの、生理用品、、、最後は、街角には高校の時に着ていた制服と同じのを着ているし足元はロファーの革靴と靴下だろこれは、、、ぜったい、、他にもこの時代に来ている奴がいると思ったね、、ブランドを見たら”NAOMI”だったからあんたを思い出していたけど、まさかね~本人とは思ってなかったさ、、、、



それで知り合いの松原チエさんが偶然ここに勤めていたからさ、、お化粧の事で働ける話がきて、だれだろうと顔を見にきたのさ、、、まあ~それにしても18歳までのあんたしか覚えてないからね、、フフフ、、ハハハハ、、ほんともうオバサンになちゃって、、フフフフ、、あんたはどうやってきたのさ、」



私は玲子にここに来た時の話しをした、、それから医者として前の時代を暮らしていた事、弟の事もすべて話した、、それから私達二人は場所を変えて王子の自宅でさっちゃんにお酒と御馳走を用意してもらい、飲み食いして話が盛り上がった。



玲子

「いや~、ひさぶりだったわ~、、ウォシュレット、、すっきりしたよ~、、これはやっぱり世紀の発明よ、、、尚美はうらやましいよ、こんな立派な自宅と敷地ごとこっちにこられたなんて、、、、、、私はなんたって4歳児よ、、心は花も恥じらう乙女の18歳、他人のう〇こが丸見えのぼっちゃん便所を鼻をつまんで用を足して育ってきたんだぜ酷い生活だよこの時代は、、」



「それで、、なんだっけ、、あの日帝大医学部にもぐりこんでからの続き、、よく女の尚美が外科の医局に入り込めたよ、、えっ、、英国の公爵家の養女であのオッ〇ス〇ォード大学医学部を卒業した医師に化けたって、、アッ、ハハハ、、、あんたが、えっ、、クリストファ・サリバン尚美、、ハハハハハ、やめてよ、、腹が痛い、、あんたのどこが、、英国人よ、、そのキツネずらで逆に英国貴族から鉄砲で狩られる側じゃん、ハハハハ、、、



あんたの事だから、、、この時代の威張っている大学の医師達を締めてきたんでしょ、、、エッ、、横浜のフランス系マフィア使ってみんなつるつるの丸坊主にしてやった。、、、



アッハハハハハ、、やめてよ、、、おかしい、、まさか、、あんた、、あの大きく新聞にのった代官山の関西ヤクザ壊滅に関わってないでしょうね~、


え~なに、、黙って幸子ちゃんの方見て酒飲んでだよ、、、ねえ、ねえ、、幸子ちゃん、、、なんか知っているの~教えてよ、、、え、言っていいだべか、フフフやっぱりなんかあるわね、、



なによ~尚美、、幸子ちゃんの口を押えて、、だめよ、、教えてちょうだい、もう、、こんな面白い話なんか、、17年な~もなかったんだから、、いい子演じて大変よ~



なんだって、、関東最大の任侠組織藤堂組の親分と契りを交わしてその、姉さんになっちゃた、、、アハハハッハ、なに言ってんのよ、、どうしたらそんなことになっちゃうの、、



それで、親分の娘が代官山の関西やくざにさらわれて、、助けにいってあばれちゃた、、フフフフフフフ、、あんたらしいよ、、


あっ、もしかして、、あの、ノーベル医学賞、ペニシリンもあんたが関わっていたの、、、やっぱり、、あれはよかったよ、、うちの電気会社の社員のお子さんがあれで助かったんだよ。



何で、、ペニシリンの発見が日本なんだろて不思議だったんだ、それも明治時代だろ、、やっぱりあんただったんだね、、えっ、いま結核の薬も作っているの、、やばいじゃんそれができたらすごいよ、、女学校の友達も結核で死んじゃったし大勢の人が助かるよ、、結核患者はいっぱいいるからね、、尚美はすごいよ、、、



えっ私に転生したらなんかスキルがないかって、、ステータスオープンでわか

らないかって、、それは異世界にいった奴らだけだよ歴史系はまじめだから転生だけさ、、(お笑いもダメだね)、、、、



あっ、、ひとつだけあったよ、、この時代の若い連中なんか、女の免疫がないからさ、、フフフフフ、、私がチョットかわいい声で、おねが~いと相手の手の一つでも触るもんならいちころさ、、なんたってこのかわいい顔にえくぼと八重歯これは、確かに最強スキルだわ、、ハハハハハ、、、」





尚美

「何、、かわい子ぶってんだよ、、中身は、、何歳なんだよ、、え~と、、18歳生きて、、それから4歳から今21歳だろ、引くと17,、、てめ~35年も生きてんじゃねか~  私は31歳だよ~あんたのほうが4年も長生きしてんじゃねえか~、、、、、、でも、、うらやましいよその見た目はなんていっても21歳は最高だよ、、、、」





玲子

「そう言えば弟さん、英国にいっているんだけ、、すごいよな~船で1ヶ月かかるし、来月帰ってくるのか、、あの学園祭でピアノを弾いてた1年の結城がもう29歳か、、、えっ、、あの”SAKURA”のママチャリも作ってんの、ママチャリあれは懐かしかった~、、すぐ予約したさ、、えっ、、何色頼んだって、、私はくれないの赤一本だよ、、赤は私のカラーだからね。


なに、、、、泣いてんだよ、、、えっ、、売れた赤はその1台だけ、、、ハハハハハ、、あんな派手な色は明治の女が買うもんか、、まだ早いよ、、、、あんたと私だけさ、、



そう言えば、死んだあとの芸能界の事教えてくれよ、、え~~S〇〇Pが、、解散したの~~、、ガ~ン、ショック、、、それと、、なに~~!!、〇ャ〇〇〇事務所もなくなった。、、



本当かよ、、私が死んで知らないと思ってかましてんじゃねの~、、え~、、本当に、、幸子ちゃんは知ってたの、、えっ、オラ知らね~だ、、そっかあんたこの時代の人だもんね



幸子ちゃんはいくつになったの、、17歳、、かわいい年ごろ、、あれよく見るとなんかおっぱいでかくない、、尚美よりすげ~でかい、、えっ、それは言うな、、ゴメンね~~~~」













つづく、、、、、



さらにマブダチとの久しぶりの女子トークはつづくのであった。



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