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*PARADICE  作者: 横谷昌資
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Closed Garden

僕らは閉ざされた世界の方が向いてるのかも

管理されて支配された世界

その方が自分らしく生きられるのかも


僕らは束縛することを望んでる

そしたら相手の情報を掴めるから

僕らは束縛されることを求めてる

そしたら自分で考えずに済むから


見たいものしか見たくない

見たくないものは存在してはならない


絶対の客観はどこにもない

“この話をしよう”と思ったとき

そこにはもう主観が混ざる

感情や願望や思い込みが


閉じた世界の中では同じような意見が集まる

多数派意見が“客観的事実”となって

だから絶対の自信を持つことができる

“自分は歪んだ主観に支配されてなどいない”と


籠の中に居るのは安心を求めた結果なのか

それともただ閉じ込められているだけか


人の話を聞くときに“話だけ”を聞くことは難しい

あなたがその人を好きか嫌いかが問題だ

その話に在る感情に共感するか否か

聞くのが難しいのに“読む”のはどこまでいけるだろう


病んでいるわけじゃない

欠如しているわけじゃない

閉じた世界に閉ざされているだけ

むしろその方が輝けるから


街中よりも自室の方が羽ばたける

その羽ばたいた人間が同じ場所に集う

やっぱり人は独りでは生きられなくて

だから閉じた世界をそのままに広げようとする


必ずしも周囲に受け入れられるとは限らない意見

でも世界は広く果てしないもので

自分と似たような人はやっぱりどこにでもいる

そんな人と繋がれる

なんという安心感


みんなでこの庭で遊ぼう

たとえその相手たちが同一人物たちでも構わない

少なくとも一人は確実にいるわけだから

仲間がいる 味方がいる

それだけで


本を読もう

自分の好きな本を読もう

新聞を読もう

自分の好きな新聞を読もう

テレビもネットもリアルも

自分の好きな世界に

在ろう


それだけでいい

自分と同じような人がいるという事実

それだけで自分は独りじゃないと思えるから

そしたら自分は独りじゃないと思えるから

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