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魔術網界で一発逆転して豪遊する夢をみているけど、淫魔の呪いのおかげでコミットし辛い。  作者: おきむねイチ
第2話 ~女王に転職して成り上がり! そのスローライフでは、エロと恋とレベリングを忘れずに! 魔猫もサポートするよ!~ ヒロインは淫魔メタステータスについて詳しくない。

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6/6

5 劣等感の変化。さらなる展望。

この物語は共通の世界設定を持つ作品群の一つです。


関連作品を未読でもお楽しみいただけます。


下記の物語に続く話が今作の時系列です。


『雑魚ヒーラーだと言われおはらい箱にされた資源召喚士だったが、機転を利かして無双する。』

『世界規模の即落ち2コマ ~主人公とヒロインの異世界恋愛が成立しないと世界が滅亡する~』

今作。

 5


 私の問題は好転した。

 エイヨさんといちゃつくことで、私は精気を貯めて、それを彼の知り合いを通して淫魔に提供する。

 淫魔も徐々に満たされていったのか、これを繰り返す度に、私の体力枯渇や倦怠感の症状も改善という効果を彼らから返してもらっていった。


 それに伴い農業を再開している。

 以前だったら、この作物を市場で捌くだけだったが、これからをキタイ村のAさんに輸出するという選択肢もできた。作物をいくらか無料でサービスしてプレゼントすると、彼の加工のスキルと合わせて作物を調理してもらって特殊効果の付いた料理を振舞ってもらえたりする。これでより仕事に邁進できるので嬉しい。


 仕事とといえば。 

 今まで社会的責任がどうとか言って自分のレベリングをしなかったこと。

 これ以上自分が理想の職業に転職することに近づける可能性が0なことを直視するかもしれないこと。

 淫魔とのできごとは結果的に、私のこの2つの問題に向き合うきっかけとなった。

 以前のような私には戻れない。

 一時的とはいえ、無能者になり倦怠感を抱えてほとんど何も手が付けられなくなったことで、危機感や恐怖を知ってしまった。

 もはやそれらの問題をに目を背けるくらいなら、生きる価値がないと感じるぐらいには、今までの生活に不毛さを覚えた。


 こうして私は淫魔との問題を通して、自分の問題を解決した。

 いくらか成長できただろうか?


 いや、なんというか。

 淫魔との問題と私が抱えていた問題を解決する手段が予め集まっていたようなことが、マッチポンプ的というか自作自演的というか。そんな風に思えて、どことなく消化不良(?)みたいで解せないというか……

 そりゃあ解決しないよりはマシだけど。この出来レースみたいな感じはとにかく心に引っかかるものがあった。


 心といえば。

 これからは私の住んでいる村の人々だけと人間関係があるわけではない。

 私にはお互いを支え合う新たな人間関係、心の拠り所がある。

 エイヨさん。

 ……最初のあれは強引なやり方だったかもしれないけど、後に了解してもらえたし、結果オーライというやつだろう。


 彼の理想叶えつつ自分の理想を叶える。

 その活動をしていれば、きっと女王のまつわる条件を満たして転職ができるだろう。

 そんな淡い期待を抱きながら。

 理想の過程にある壁から目を背けず逃げない。直視して解決すると決めた。


 私は自分の可能性を知るために教会へ。ステータス検査を受けに行く。 


◇◆◇


「でもさぁ。農婦さんの淫魔との精気枯渇とかの問題が実質解決したのは良いけど。結局、俺と淫魔との問題。

 呪いが解決してなくて創作活動で成り上がるための行動が捗ってないんだよな。

 たとえ、農婦さんといちゃいちゃして俺が精気を貯めて、それを使って創作活動をして成り上がろうとしても、淫魔に封殺される。結果的に、創作した時の経験値が入らず、スキルを覚えず、能力値が伸びず、レベルが上がらず、影響力やフォロワーも得られない。


 農婦さんが俺の理想に協力してくれるのはありがたい。ていうか、そもそもノリでその協力関係を結ぶことをOKしたけど……最初に断っておくべきだったけど……この問題が解決しない限り、俺と関係を維持しても農婦さんの女王に転職したいという理想は進捗しないんじゃ?」


「それについては解決策? になるかどうか、実は試してみたいことがあるんだよね」


「初戦はやられっぱなしだったが、今度は俺から攻めに転じてやるからな」


「すぐエロに繋げてない? 言っとくけど、エロ関連のやり方ではないからね」


「じゃあ、なんなの?」


「私の精気や経験値の類って譲渡できるのかな? これってエイヨさんに分けたら、その状態で淫魔にエイヨさんの精気や経験値って吸収されないのかな? 元々は、私の精気や経験値だけど管轄? みたいなものが移った時ってどうなるんだろう。もしそれができたら、エイヨさんも淫魔に怯えず気兼ねなく創作活動等や配信とかできるようになるよね」


「たしかに」


「というわけで。私をたべて❤」


「結局、エロみたいな話!?」

お読みいただきありがとうございました!


「楽しかった!」


「次の話が読みたい!」


「まだまだ読みたい!」


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