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魔術網界で一発逆転して豪遊する夢をみているけど、淫魔の呪いのおかげでコミットし辛い。  作者: おきむねイチ
第2話 ~女王に転職して成り上がり! そのスローライフでは、エロと恋とレベリングを忘れずに! 魔猫もサポートするよ!~ ヒロインは淫魔メタステータスについて詳しくない。

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4/6

3 訪問と協力者の紹介。

この物語は共通の世界設定を持つ作品群の一つです。


関連作品を未読でもお楽しみいただけます。


下記の物語に続く話が今作の時系列です。


『雑魚ヒーラーだと言われおはらい箱にされた資源召喚士だったが、機転を利かして無双する。』

『世界規模の即落ち2コマ ~主人公とヒロインの異世界恋愛が成立しないと世界が滅亡する~』

今作。

 3


 精気を吸収され体力を失った。ろくに農業にも手がつけられなくなった。

 私一人だけではこの問題を解決することはできない。そのために協力者が必要だ、と思った。

 そこでだらだらと過ごしつつも問題の解決を求め資産を切り崩し情報収集を続けていた。ようやく解決策を持つと考えられる人を特定した。 

 精気が枯渇していることによって体力が減少している。そんな倦怠感を抱えた状態で、とある山の村に住む情報屋を訪ねた。

 そこは夫婦が経営していた。


「あの~すみません、ビゾーさん。私の精気枯渇問題とアイドルに転職したい問題について解決してもらえませんかー?」


「ヤブから棒に一体なんですか? とりあえず落ちついてください。エープオ、この方にハーブティをいれてくれ」


「他人がいる時はその名前じゃなくてウーダと呼んで!」


「はいはい。早く出してくれ」


「もう! 少々、お待ちなってください」

情報屋の男。ビゾーは私をじっと見つめる。かすかに緊張した様子が見えたが、ふっと柔和な表情になる。


「なるほど。事情は分かりました。さぞお疲れのようですね。大丈夫です。解決策はあります。ざっくりいうと、あなたに協力できそうな人材があるのでそれを紹介する形になりますね」


部屋の奥から女性がハーブティーを運んできた。


「ビゾー様、また許可なく人を視たのですね? 悪い癖ですわ。お客様が来た時はまず口頭でヒアリングして信頼関係を築くことが大切ではありませんの? 勝手に人のプライバシーに踏み入るようなやり方は私、嫌いですわ。……お客様、これをどうぞ」


 ハーブティーが出された。


「いただきます」


 軽く会釈して答える。


「うるさいな。自分の才能を自分の仕事のために活かしただけだ。これは仕事の効率化。いちいち形式的に段取りするのは面倒だ。というわけでウーダの意見には反対だからな」


「そんなのビゾー様の勝手な都合ですわ!」


「どうとでも言え」


え? 何これ。なぜ私は夫婦喧嘩みたいなものを見せられているの。


「いつも言っているでしょう? 誰かにスキルを使うなら説明をする。最低限のマナーですわ」


「分かった分かった。えーとお客様。この人がやかましいので一応、説明しますね。あなたに対して私は《実態情報抽出》というスキルを使いました。そうすることで、あなたの置かれている状況やステータスなどの情報を得ました。了解なくあなたの内面について踏み入った無礼をお許しください。それを踏まえて先ほども伝えた通り、お客様の問題の解決に協力しえる人材を紹介できると提案した次第です」


「つまり。かくかくしかじか、お客様のご依頼について詳細に説明していただく手間を省いた、ということですわね」


 話を聞きながらハーブティーを飲む。

 心が安らぎ、頭がすっきりするような気がした。


「はあ。私にまつわる情報を……って。ちょっと待って。私のステータスを知ったみたいなこと言いましたよね? それって――」


「あなたが実際に女王になれるかまでは私に分かりませんよ」


 夫人が驚く。


「女王!? お客様、何を考えて」


 ビゾーさんは”いちいち反応するな、ウーダ”と言って、彼女をたしなめる。


「詳しく言うと、私のスキルのレベルが足りない影響でお客様の限界について知ることができなかった、ということです」


 それを聞いてほっとする。まだ私の理想が叶わないと決まったわけではないということだ。


「私が言うのもなんですが。ビゾー様は変な女性に妙に縁がありますわね」


「謎なジンクスだよなぁ……おっとすみません。では人材について紹介します、お客様。ええ、あなたに必要なものについて私は全て知っています。まどろっこしい交渉などいりません。あなたもそういうものはいらないと思っていて、ただ問題の解決を望んでいるはずですよね? 最小限の話で済ませましょう。では、報酬は後払いで結構です。これは一つ貸しということで。私達が困った時に助力してもらえれば結構です」


 狐につままれるような思いをしながら、その人材について案内がされた。


 ◇◆◇


「ざっと解決策を説明しますね。


 とりあえず目先の問題。精気の枯渇による体力減少からの倦怠感などを解決したいなら、キタイ村に住むAという男から特殊な回復アイテムを購入すれば良いと思いますよ。


 彼の販売するアイテムは、淫魔の精気吸収の影響で患った倦怠感を改善する効果があります。通常、精気吸収で失った体力やそこで発生した倦怠感は自然治癒するぐらいしか回復手段がありませんが彼の回復アイテムは例外で、特別な治癒効果があります。もちろんあくまで改善するのは倦怠感のみで精気枯渇は解決しませんので、それには別の解決策を実行する必要があります。料金は高い分、彼の販売するアイテムはとても高品質。おすすめです。通販で取り寄せてみてください。それを使って日常の倦怠感を改善して急場をしのぐ。


 そこが解決しないと後に説明する、淫魔を無力化するための解決策が実行できないので

必ずここはクリアしてください。


 精気を吸収してくる淫魔をほぼ完全に無力化する。そうすることで将来的に女王としてスキルを発揮する際の障害を解消する。精気がないとスキルが発動できませんからね。そこの解決策については後に説明します。


 それはそれとして、女王に転職するための何かしらの条件を達成する必要がありますよね。

 それらの問題をクリアするための人材として、とある街に住むエイヨ・タベという男を訪ねてください。彼は淫魔パンデミックの悪影響を抑えるための解決策を持ちつつ、あなたが女王に転職するためにきっと役に立つような人です。なにはともあれ、彼に相談してみてください」

お読みいただきありがとうございました!


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