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魔術網界で一発逆転して豪遊する夢をみているけど、淫魔の呪いのおかげでコミットし辛い。  作者: おきむねイチ
第2話 ~女王に転職して成り上がり! そのスローライフでは、エロと恋とレベリングを忘れずに! 魔猫もサポートするよ!~ ヒロインは淫魔メタステータスについて詳しくない。

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3/6

2 視点の転換。転職の条件、レベル、スキル、などについて。淫魔の謎。

この物語は共通の世界設定を持つ作品群の一つです。


関連作品を未読でもお楽しみいただけます。


下記の物語に続く話が今作の時系列です。


『雑魚ヒーラーだと言われおはらい箱にされた資源召喚士だったが、機転を利かして無双する。』

『世界規模の即落ち2コマ ~主人公とヒロインの異世界恋愛が成立しないと世界が滅亡する~』

今作。

 2


 どうやら、今流行りの淫魔パンデミックによって精気を吸収されたらしい。


 自分の精気が吸収される影響で、スキルのレベルが低下して効果が弱くなったり、ある時は今まで使えていたスキルが使用不能になるまで落ち込んでしまった。


 これは非常に由々しき問題なんじゃない? このまま精気を吸収され続けられたら、何のスキルも持っていない何もできないようなつまらない無能者になってしまうかもしれない。”実際はアイドル(女王)らしくなれるんだよね”とか”アイドル(女王)なることで社会的に重い責任を負いたくないんだよね”とか虚勢張ったり淡い戯言をのたまっている暇ない気がしてきた……


 これって死活問題だ。淫魔に絞りつくされて無能者になる可能性を潰す必要があるのでは。


 それにもし無能者になったらそれから衣食住をどうやって賄っていけばいいんだ? いや無能者になっても最悪、農業はできるだろうけれど。それでは映えない。この魔術や異能やスキルがはびこる高度能力者時代で無能者というのはあまりにも映えない。能力をスマートに活用して仕事をさばけることは単純に映える。そうだよね?


 いや。というか映える映えないとか何を言っているんだ。それ以前に、一番の問題は。


 精気を吸収し尽くされて無能者になることは、アイドルないし女王に転職できる希望が完全に失われることを意味する。無能者になったらスキルの類が行使できなくなることは当然だが、そうなることでユニークスキルの類を覚える可能性がなくなる。

 

 理想の職業に転職できる基本パターンは2つ。

 1つ目のパターンは、何らかのきっかけでその職業に対応するユニークスキルを覚えてそこから派生して転職が解禁されるパターン。

 2つ目のパターンは、自分のレベルや能力値の数値を理想の職業の要求値まであげることで転職が解禁されるパターン。


 今回の話で言うと、精気が淫魔からの吸収によって失われることで、新たなユニークスキルを覚えたり行使することが断たれる可能性があるという。これは1つ目の転職解禁パターンに影響する話。

 それができなくなったなら、後者の転職パターンにすればスキルは使えないけど、そのような立場や環境が手に入るだろうからそれを目指せば問題ないのでは? と思うかもしれない。

 一般的に自分の能力値をあげて転職を解禁するのは、あまりにもイバラの道だと言われている。幼少期から英才教育の類を受け、日々努力して能力値をあげつつ、運に恵まれて自分のレベルを高める必要がある。

 (レベルと能力値の話はややこしいか。自分のレベルの数値が上がると潜在的な力が強化されて能力値や影響力そのものが底上げされる。一方、たとえば何かしらの能力値の数値がひたすら高くても当人レベルの数値は変化しないというケースもある。あくまで能力値というのは個別的だが当人のレベルというのは総合的なもの、というようなそれぞれ位置づけがある。レベルが上がると能力値が上がる可能性があるが、その逆はない。理想の職業に転職するために、運や好機などが発生する確率を度外視するなら当人のレベルを上げつつ能力値を底上げした方が効率が良い)

 そもそもそれを目指せる環境があるのなら苦労はないという話。この選択肢は現実的ではないと思う。

 

 じゃあ無能者になる可能性を防ぐには、どうすればいいか? これは難題なのでは。


 色々と思索する。


 ともかく。見方を変えれば、これは好機?


 今まで社会的責任がどうとか言って自分のレベリングをしなかったこと。

 これ以上自分が理想の職業に転職することに近づける可能性が0なことを直視するかもしれないこと。


 私はその2つの問題に向き合うことを避けてきた。


 そんなさなか私は、淫魔に精気を奪われて普段通りの力が発揮できなくって……シンプルに強烈に、危機感を覚えていた。

 同時に渇望感も芽生えた。

 実際のところ、私の欲とは、今よりも美しく魅力的に映えて人の心に残りつつそんな彼らをアゴで使えるようなクレバーな人で在ること。 

 この問題は、今よりも理想に近づくためのきっかけになりえる、その予感をもたらした。


 無能者になってしまいアイドル(女王)になる可能性が完全に断たれるかもしれないという恐怖は、今まで避けてきた2つの問題に抵抗したいという欲望を産んだのだった。


 それにしても。淫魔パンデミックと呼ばれたこの現象は、私が噂で聞いたものとどこか違っていた。

 淫魔は生き物から精気を吸収する。それは同じ。

 問題はその量。

 噂通りなら、彼らから精気を吸収される量は少量。それは、せいぜい体力が減り顔色が悪くなる感じで、特にスキル関連に悪影響がでるほどではないはずだと思うんだけど。

 しかし、私は、色々な行動に制限がかかるほど精気を吸収されている。

 話が違う。

 噂が間違っているのか?

 何か見落としている要素があるのかな。

お読みいただきありがとうございました!


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