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下級隊士でもラスボス倒せたのだが?  作者: ファンタジー
一章 それは突如として現れた。
2/2

〜カルディアとの出会い〜シェールが覚醒する!?

前回は、吸血鬼ゾイルにより家族を殺されてしまったシェール。

復讐をするためにゾイル討伐軍に入隊する。

そして入隊後、教え手であり、最高位のカルディアと出会うそして……

「なあカルディアよろしくな」



とシェールがタメ口で言う。



「おい! てめえ、誰に向かってその口叩いてんだ?」


とカルディアが上級隊士らしく言う。



「え、いや、その……すみません」



とシェールがびっくりした口調で言う。



「分かればいいんだよ、分かれば」



カルディアも改心する。



その後、自己紹介も終え、いよいよ鍛錬に入る。




まずカルディアはシェールの技量を知るために

試練を与える。



それはゾイルの討伐。



それには流石に言い返すシェールだが、

カルディアは大丈夫だ、安心しろ俺も行くから。

と言い試練をさせるように促す。



本音ではカルディアの強さを知らないシェールは

少し心配しつつ、試練をしに向かう。



そこは馬車で1時間ほどだ。



一時間の間はお互いに過去のことや、お互いの心境について語り合った。



そんなときだった。



カルディアが急に馬車を止めたのだ。

「何だ」と言い見るシェール。



その瞬間、シェールは固まった。

シェールは今まで感じたことのない憎悪感、

そして怒り、が体中を駆け回った。



カルディアはそんなシェールをよそに

「さぁいけ」と言う。



シェールは強い怒りをあらわにし、ゆっくり

馬車を降りる。



降りた所でシェールは大きな声で叫んだ。



「おい!! 何で俺の家族を殺したァ‼」



「許さない」



と最後に小声で、そして力強い声で言った。



強い殺気を感じたカルディアは「ほぅ」

とだけ言い様子を見守る。



シェールは怒り任せでゾイルに突っ込んだ。



その瞬間だった。

カルディアが目を疑った。



その光景は、

一瞬でゾイルの頭をぶっ飛ばし、

ゾイルの体だけが残る異様な光景だった。



シェールはなお怒りをぶつけるように体を踏み潰し、もうゾイルの形なんてなかった。



カルディアは小声で言った。



「すごい、こんな速さで……俺と同等いや俺以上だ」



「これは育て甲斐があるぞ」



シェールの天才ぶりに小声になってしまうカルディア。



この日からカルディアはシェールの育成に力を注いだ。



カルディアは剣術の一つである、いやもう魔法と言っていいだろう。カルディア斬を教える。



それほど強い剣術は習得に時間がかかるはずだが

シェールは5日で習得することに成功した。



カルディア斬とは、カルディアが生み出した剣術のことで、燃えるような斬撃を繰り出すという。



そんな斬撃を覚えたシェールは本格的にゾイルの討伐に動き出すのであった。
















カルディアの剣術。


カルディア斬


FireBraid化


カルディア斬改


カルディア斬極意



ゾイルの階級


下から、A級、B級、K級、G級、S級、Z級


ちなみにZ級のゾイルは3体いる。


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