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【エター】新興VRMMO記【ビクトリア】  作者: 松田勝平
第一部 メインストーリー編
8/117

第1話 いつもの日常

 1.バゼリ王国穀倉地域




  騙された。

 このアークデーモン、プレイヤーじゃないか!

 



 実際のところ騙された訳では無い。

 何故なら討伐対象がNPCかプレイヤーかはそれぞれ依頼を受ける時点では判断がつかないからだ。




「あっ、こいつ強いわ。プレイヤーだな。」

 



  魔物プレイヤーとは基本会話が通じないため、そう言った感覚で感じるしか無い。


 

 基本的にどのような要素で戦闘力の差が成り立っているのかというと、このゲームは基礎ステータスを種族で決めている。



 例えば人間(レベル99)が二人いたとして、そのステータスは全く同じになる。




 そこで差をつけるのが「スキルビルド」だ。




 スキル【体力上昇】を持つと経験値がこのスキルにも入り、同じレベル99をも凌駕するHPを持つことが出来る。



 今回はレベル37程度のアークデーモンだが、プレイヤーとNPCではスキルビルドの質に差が出ることが多い。




 NPCはスキルをあまり持ってないので倒すのが楽なので、そっちが良かったのだが…。




  俺は【魔法弾】を四方八方に撃つ。ちなみに【魔法弾】はスキル無しでも撃てるのだ。




  目くらましになってくれれば良くやったほうだ。

 



  「【魔法剣:光撃(クルー・ジーン)】...!」



 ---キィィィン…!


 

       スキルアビリティ発動。

 


 剣が白色のエフェクトを纏う。






      「アビリティジェム」



 



       「解放(リンク)

 



 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


   発動したのは【縮地】...一瞬で距離を詰める。移動距離は使用者のレベルに比例する。


 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


  そのまま悪魔(アークデーモン)の頭上へ、剣を振り下ろす。






        両     断





 ---ドバッ…!バシャァ…!


  断末魔と共に赤いエフェクトが飛び散った。




  光属性の人族は主に闇属性の悪魔系に対し特効を持つ。貧弱なアークデーモンが沈まない道理はなかった。

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