教えて!ザスターさん!
設定補完のコーナー。
ザスターは黒板に何かを書いていた。
「良いかね、アーサー君。【第零段階】でスキル、又はスキルアビリティが使えるのは何故だか、分かるかな?」
俺は頬杖をつきながら思案する。
…そんなの、決まってるだろ?
「作者のつご---「不正解。」」
チョークが飛んできた。地味に痛い。俺は痛みに悶えた。
「アーサー君、【第零段階】の説明文にはスキルなどが"ロスト扱い"となる。ロストとはどういう意味だね。」
ザスターは俺の悶える姿など御構い無しだ。
「ロストはスキルを失いますが、ある程度条件が緩くなってスキル、又はスキルアビリティが容易く再取得出来るようになる状態の事です。」
そこで俺の代わりに、ミラが答えた。
「…そうだ。ここで重要なのは"容易く再取得出来る"、という事だ。何故かな?ミラ君。」
…居たのか。と言うかなんで居るし。
「えぇと…。さっぱり分かりません。」
「そうか、不正解だが別に良い。その理由とは---。」
コイツ男と女で対応変えてんじゃねーの?チョーク投げろよ、チョーク。
「…アーサー君、【攻性---「す、すみません…。」」
「…わかれば良いんだ。」
その上エスパーかよ!
「で、理由とは、本来ロストする効果が無いスキルがロストした時、制限が有ってないような物になるのだよ。」
へ?どゆこと。
俺の呆けた顔を見たミラは一言呟く。
「…低脳が…。」
せんせー!コイツ毒吐きましたーっ!
「…アーサー君、立っていなさい。」
なんでだ「【攻性---」立ってます!
…なんだ、ホント。この待遇の差よ。
「話を戻すが、要は【第零段階】になってすぐにスキルが再取得されるのだよ。」
えーっ、ロストの意味ないじゃん!
「…あくまで、【第零段階】は【第一段階】の正統進化と言っても過言ではない。」
「あくまでも、アップデートする前のデータ初期化見たいなものだ。」
「…もっと掻い摘んで話せば?」
俺の問いに、ミラが答えた。
「新居に引越す前に親戚に荷物を預けておくような物です。」
「…どうも、ミラ君。」
「では、今日の講義を終了---「待った!」
「…何ですか、ミラさん。」
「そうだぞ。ミラ君らしくもない。」
「…私の出番は、いつですか?」
「無い。」「無いだろうね。」
「なっ…。なんでですか…?」
「作者がキャパオーバーだ。カイン、アガサ、イトウ、他の魔物プレイヤー。全員の影を立てていると君まで手が回らないのだよ。」
「魔物プレイヤーの方は本当に別の主人公立ててやっていくかもしれないですね。」
「あと、キャラ被りする者もいる。イトウと【女帝】と『アビジャン』。三人とも深度は違うが全員男口調っぽい口調だ。」
「作者としては内心ビビりがイトウ。ガチで尊大がアビジャン。戦闘脳が【女帝】で見分けています。」
「まぁ、色々言いましたけど、貴女のキャラはもう立ってるじゃないですか。」
「生かす場所が無いんなら、意味がないじゃない…。」
---これからも、【ビクトリア】をよろしくお願いします!




