表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【エター】新興VRMMO記【ビクトリア】  作者: 松田勝平
第ニ部 ギルド浪漫編
20/117

ギルド浪漫編 プロローグ

 


 1.ザマル王国-首都オウガ


 ---ヒュゥゥゥゥ…。




「………此処がザマルサーバーか。」



 夜、暗闇の中。どこもかしこも人で埋め尽くされている景色を見ながら、黒衣の男はそう言った。



「……《戦争モード》…か。クク、俺に合っている。今日は此処で撤退か…。」



 ………【アーサー】という男が【魔神王】となってから、日本サーバーは《戦争モード》への参入を果たした。


 《戦争モード》、領地取り合戦である。


 それぞれの【アルカナ】を持つものと、【魔神王】を旗本として戦う。


 俺は………どうだったかな、忘れちまった。





 俺は日本サーバーの出身だったらしい、

 そんなわけで俺はゆっくりと地道に戦争活動をしているわけだ。

 ギルドの中じゃ、ウェインで通っている。

 俺はギルド本拠地に撤退した。




 2.ギルド《剣の騎士》内部





「ギルマス、ただ今帰りました。」




「ご苦労、ウェインくん!私は君が来てくれた事を歓迎するぞ!」



 ギルマスが出迎えてくれた。



 なんでもうちのギルマスは昔から俺に目をつけてくれて、引き取りたいと思っていたらしい。





「おーう、ウェイン君ジャーン。良かったなー生き残れて!ショージキ?お前なんて弾除けにしかならんと思ってたからよ!」





 この最高に嫌味な野郎の名はクフリンという。


「お前そろそろ良い加減にしろ。」



「アッラーッ!もしかしてさっきの、図星なのおーッ!なんだよなんだよ!図星なら言ってくれりゃあ良かったのによー!負けず嫌いなウェインくーん?ウシシシシッ。」


「はあ………。」


 俺こんな所でやってけるのかしら…

 不安だあ。







 3.ギルドの俺の部屋


 我がギルドは役割分担がされている。

 魔物の素材を集める俺と、攻撃役のギルマス、鍛冶屋のクフリンだ。




 あんなクソッタレ野郎に武器を任せると怒りで俺の堪忍袋が有頂天になりそうだ。




 でもなまじ腕がいいから反故にもしがたいという悪循環。




「諸君、そろそろアレが始まるぞ!」




「おー、アレですか。楽しみだなぁ!」




「え、何?」

 本当に何のことやらわからん。




 俺はこのゲーム始めて半年ぐらいだから知らないイベントでもあるのか…?




「プレイヤー対抗戦さ!ウェイン君!」


「そんなのも知らないの?無知すぎるぅぅうう!

チョッ、おまえ、ッハハハハハ!あーハライテ、イチチチチ!」




「プレイヤー対抗戦とはね、二つの派閥に別れてそれぞれの敵の持つポイントを奪い合う事だよ!」




「ぇっMVPにはねッ何かの商品がッ貰えるの。はぁはぁ、わかったぁ〜?ウェインッ君。」




 クフリンは未だに笑い続けている。失礼にも程があると思うのだが?





「まぁ後1ヶ月くらい先だから、ゆっくりしてていいと思うよ!」




 何でそんな先のことを言ったのか、これがわからない


 かくして、俺の他人のフリしながらの超イケメンライフが始まろうとしていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ