第1話「謎のAI」
学校の帰り道、日が沈み少し暗くなって人通りも少なくなった商店街を一人の少年が歩いていた、スマホを見るとちょうど8時を示していた、その時ひとつのメールが届いたなであった、なんの気無しにそのメールを開くと中には・・・・・・「異能の世界へようこそ」そうか書かれていたのだった、
「異能の世界へようこそ」その文面はだんだん赤くなり突如消えその代わりに一人の少女がでてきたのであった、「こんにちは!私の名前はアリス、あなたの名前は?」アリスと名乗る謎の少女に混乱しながらも「あ~えっと名前?自分は亜樹、七美亜樹」少女は少し考える素振りを見せ「七美亜樹さん、ならアキと呼ばしてもらいますね♪」「そんなことよりも君はなに?AIとかそんなものなの?」少女は細い首を振りながら「それは少し違いますね私達は自分の意志で生まれてきたのですから」謎の少女とそんなよくわからない話をしていると突然少し先に黒いブラックホールのようなものが現れその中からまるで巨大なキメラを思わすような怪物が出てきたのであった、それは13年前この世界を危機にを追い詰めたアルガと呼ばれる怪物と同じものなのであった、「なんでこんな商店街の中に!?」普通ならアルガは地震のように出てくる時間と場所を予測でき警報が鳴るはずなのだが今はそれがない、「くそっ、なんなんだよこれ!」周りには逃げ惑う人々自分も逃げようとしたその時一人の幼い女の子がこけてアルガに捕まりかけていた女の子の母親は助けようと近くにあった棒で必死に殴るがびくともしない、そんな現実を前に何も出来ない自分が嫌になってアルガの方へかけ出したその時「助けたい?」アリスは言った、拳を握りしめ「助けたいさ、」「もし死ぬことになっても?」「ここだ逃げ出してあの女の子を見捨てるよりかは、死んででも助けたい」アリスは笑った「私が思った通りだ、ならそんなアキそんな君に力を授けよう、」アリスがそう言いうとスマホの画面が青くなりその中から金色に輝く光の粒が出てきた、いつの間にか画面の中に居たはずのアリスが目の前に現れ言った【インストール】
突然亜樹の体が輝いた「なんなんだ!?」自分が言ったはづの言葉は綺麗で透き通った処女の声へと変わっていたのだった。近くのガラスを見ると金髪のアニメの中にしかいないような少女へと変わっていた「なんだよこれ!?」「そんなこと言ってる場合なの?」我に返り亜樹は今にも殺されかねない女の子の所に走ったのであった、「速い!?」少女へと変わった亜樹はありえないほどに速く強くなっていたのであった、
数メートルあった距離を一瞬で詰め寄りそれだけではなく間の前に居たはずのアルガを吹き飛ばしていたのであった、女の子とその母親を助けアルガから距離をとった時「発砲開始!」黒色の軍服をきた兵士たちが来たのであった、「たすかった・・・」亜樹はその場でしゃがみ込んだ時アリスが「あたしを抱いて遠くまで逃げて!」突然のことにびっくりしながらもアリスを抱えひとまず逃げたのだった、これがすべての始まり、