表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/9

転生 繰り返しの代償

相変わらず短いですがすいません。

よろしくです。

俺はその後、転生をした。

端的に話しているかもしれないが、もらったオリジナル魔術の作成は非常に助かった。

もらってなければ開発するのに時間がかかってしまっただろう。


揺れる時間の中、記憶を保持したまま目覚める。

あれ、洞窟の中?かな


外からドンパチ音がする。どうやら戦争真っ只中の世界だったようだ。

剣はもちろんあるが、なんといっても……


「あうーあー!( 銃があるじゃないか!)」


おっと、また赤ん坊か……

だが、また新しいことを覚えられそうじゃん。

この世界では何を極めようかな………




こうして俺はこの世界でも最強の銃使いの称号を得た。


そんなことを繰り返し行い、代償がないわけではなかった。



26回目………

前の世界に飽きはじめ、ぶらぶらと歩いていた。

特にやることはない、もうこの世界で興味あることは覚えてしまった。


もうこの世界に用はないんだけどな……

暇だ、最初の世界であんなに時間をかけて習得したのに……

今じゃ、前の知識がありすぎて効率化ができてしまうのだ。

それをやめればいいのだが、知識の探求はやめられない。


俺は何を望んでこんなに楽しんでいたのだろうか……


はあ、次の世界いけないかな……

転生は俺が死ぬと行われるらしい。

自分で望んで転生が使えないのだ。

自殺も考えたが、痛そうだから嫌だった。


「はあ……楽しいことないかね…」

「ため息ついてんなら、死にな」


背中に何かが刺さる。

ドクドクとなにかが流れ落ちる。


「……え?」

「あんたみたいな天才のせいで、みんな迷惑してんだ。悪く思わんでくれ」


いや…驚くほど冷静だし、気になってるのはなぜ殺されたとかではない。

死ねる!転生できるのか!ありがと!見知らぬおばあちゃん。


死ぬのに抵抗はない、もう何回死んだのやら。

じゃあ……

おやすみ。




---------------


そして、目がさめる。

どこかの天井。


またか……と思いつつ、状況確認


転生できたのだった。

なんだよ、心配して損した


「あうーあーあー」

よし、また赤ん坊スタートか…

さて……この世界では………あれ……



俺が転生する目的ってなんだっけ?



自分の原点を振り返る。

でっかい建物があって、美味しいご飯があって、白い部屋で、ピーピーってなってて……


あれ?思い出せない。記憶からなくなっている。

自分の最初の名前も……

誰なんだっけ…


初めの転生の時の名前は覚えてる。

ファルだ。


じゃあ、その前は………なんで消えてるんだ?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ