~津軽と同族さんと。
ここから少し魔法と同族さんに焦点を当てて書いていきます。
一人称視点は変わりませんが…
あと、この世界の人間側の視点も書いてみたいなーと思ってるので、もし書いたら上げていきますねー。
~津軽と同族さんと。~
(なぁ、本体さんよ。)
なんや?
(ずっっっっっとこっち見てる子がいるんだけども。)
え?誰それ。
(ほら、後ろ後ろ。)
振り返ると同族さんが餌を抱えてこっちを見ていた。
餌…だと…!?
よこせやおらぁぁ!
うん、いい汗かいた。
いやー、弱かった。
足なくても勝てた。
DDTだっけ、DTDだっけ?
あれで仕留めた。
ダンガ〇スマッシュの方がわかりやすいかな?
(どこの昆虫の王者だよ。)
あれちょっと前に新作だしたんだよね。
(知るかよ)
つーめーたーいー。
あれ、反応なくなった。
全く、Bは冷たいなぁ、ぷんぷん。
仕留めた同族さんは穴の中です。
あぁ、仕留めたっても殺してないよ?
気絶させただけ。
安心しろ、峰打ちだ。
をリアルにやるとは思わなかった。
で、餌の方だけどね。
おかしいな、人の形をしてる。
あれー?
私勝てなかったんだけどー。
えー、私こいつよりも弱いの?
勝ったけど。
なんか腑に落ちなーい。
まぁいっか。
まずは肉だ!
人肉だけど!
んなこと気にしてられっかよー。
こちとら虫食う気でいたんじゃーい。
そんなところに転がり込んできたご馳走。
そう、人肉!
食べるしかないよねー!
火を通したいところだけど、火魔法持ってないし、適性があるとは思えない。
だって虫ですよ?
火は怖い。
ってことで、生でいただく。
どこから食べよう。
やっぱり、足とか?
なんて思いながらバリバリ食べた。
骨は硬い、筋肉は筋いっぱい、美味しいとは言い切れない。
なんか、こう、変な感じ。
ごちそーさん!
ひぃ、食べてる時は意識してなかったけど食べ終わって周りを見ると凄いことになってるるる。
血だらけだよー。
連続殺人犯も真っ青な現場が…。
土魔法で埋めよ。
レッツ証拠隠滅。
大きめな土魔法をピザのように展開。
勢いとかなんも付けずに落とす。
ぼてっ。
べちゃっ。
おお、綺麗になった。
なんか嫌な音がした気がするけどキニシナイ。
多分この光景、これから日常茶飯事になっちゃうから。
お、少し目眩がする。
あー、私魔法全然使えないんだった。
ふらふらしながら穴を覗く。
同族さんはまだ生きてるようで。
頑張って壁を登ってくるが良い。
されば、我の部下にしてやろうぞ。
みたいな視線を送って顔を逸らす。
ほら、ライオンは子供を崖を落とすって言うじゃん?
あれをやったんだよ(白目)
いやー、飯食ったら元気になった。
肉ウマイ、イイね、肉。
これで当分飯食わなくても行けるなー。
私前3日ほど何も食べてなかったからね。
んー、お腹いっぱいになったら眠くなるなぁ…。
魔法でも撃って気絶寝しますか。
コロッと寝れて楽なんだよね。
土魔法を展開。
小さめで。
勢いMAX。
今度は通路の奥に向けて、はっしゃー。
ドゴォォォォオオン…。
嘘やん…?
なんて思いながら気絶寝した。