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素敵過ぎる?!  作者: とぅるーらぶ
王都学院
82/375

~81~

 寮に着くと、リンブルとプワソンが寛いでいた。


「リュー遅かったな。なんかしてたのか?」

「ちょっと召喚獣たちと森に遊びに行ってたんだ。」

「おっ!!いいね。いい場所があるのか?」

「普通に湖があってゆっくりしてきただけだよ?」

「今度は私たちも誘ってくれ。召喚獣たちの羽を伸ばしてやりたい。今から食事を作るのか?」


 リンブルから何があったのか聞かれたが、大したことないように言っておいた。

 不安になることもあるし、正体を隠して行っているのだから隠さないと意味がないから嘘をついておいた。

 プワソンはリュシオルの手に下げられた袋を見て気が付いた。


「うん。手早く作るね。」

「ありがとう。何か手伝うことはあるか?」

「今日はいいよ?手早く作っちゃうから。」


 そう言いながらキッチンに向かい、料理をし始めた。


「ん~今日はハンバーグにしようかな?ミンチ肉が偶々手に入ったしね。」

「はんばぁぐ?とはなんだ?」

「食べてからのお楽しみ。」


 そう言って、調理にかかった。

 手早く材料を切り、混ぜていきどんどん焼いていく。

 ストックを作っておいたら便利だと思ったので、余分に作っておいた。

 焼いている間にスープとソースも作り、準備は整った。


「さっ食べようか。机に持って行って?」


 召喚獣たちも手分けして運び、席に着いた。


「ではいただきます。」

「いただきますとはなんだ?」

「そういえば前までは何も言わなかったからか・・・いただきますというのは、作ってくれた人食材に感謝をして食べますという意味なんだ。因みに食べ終わったらご馳走様でした。って言うんだ。」

「なら、私たちはリュシオルと食材に感謝していただきます。」

「なんか改めて言われると、照れるな・・・。どうぞ。」

「食べにくいから人型になっていい?」

「アンブル?いいよ~。」

「「「「「じゃあ(オレ)(私)(我)(僕)も!」」」」」


 召喚獣たちは全員人型になった。

 アルシュは以前見たから何もなかったが、他がすごかった。

 全員美形で、アンブルに至っては色香まで出ていた。

 ヴァイスは大人で白銀の髪でストレートのロング、後ろで束ねている。目は銀色である。

 ノワールは青年で、黒髪の茶色の目ショートだが、剃りこみを入れていた。

 グルナは武将みたいと言えばいいのだろうか?かの、傾奇者の前田慶次みたいな風格で大人である。

赤茶色の髪で鬣のようになっていて、目は赤目。

アンブルは大人の色香があり、綺麗である。

髪は青色で目も青色。

ジェイドはリュシオルより年下であるように見える姿で、緑色の髪と緑目である。


「ちょっと狭くなったけど十分だね。」


 そう言っている間に、召喚獣とプワソン・リンブルはハンバーグに目が夢中で早く食べさせろと目で訴えていた。


「ハンバーグにはこのソースをかけて、パンにはさんだり、そのかけたソースをパンで掬って食べてもおいしいよ。まずはそのまま1口サイズに切って食べてみて?」


みんな同時にナイフを入れて、一口口に運ぶ。

 目を見開いてすごい勢いで食べ始めた。


「これは美味しい!まだおかわりはあるか?」

「余分に焼いたからあるよ?だそうか?」

「私も食べたい!」

「我もだ!」


 みんなハンバーグの魅力にドップリはまったみたいだ。


「何でもおいしいのを思いつくな・・・。」

「知っているだけだって、そんな腕はよくないよ。」

「それでも、うれしいから褒められてくれ。」

「わかった善処しよう。」


 会話しながらも、どんどんハンバーグがなくなっていく。


「おいしかった~・・・。」

「リューの食事はすごい。」

「我もこんなおいしいのは食べたことがないわ!」


 召喚獣たちも満足したようだ。

 食べ終わって片づけた後、またミニサイズに戻っていた。


「さて、お前たちは帰らないのか?」


 長く召喚されたままでいるんで聞いてみた。


「リュー君の魔力が無限だから問題ないし、自力でも留まれるから問題ないわよ?」


やはり召喚には魔力がいるみたいだが、リュシオルの魔力量は多いため問題ないみたいである。

 とりあえずは受け入れることにし、寝る場所はどこかで勝手に寝るということになった。

 後、お風呂はと聞くと、アンブルが元気よく入りたい!言ってきたので、3人が入らない時間なら構わないと言っておいた。

 後、今のミニバージョンでの一緒に入浴はOKとしといた。




今日は少し短いです。


*訂正しました。

アンブルは大人の「色か」→「色香」

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