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入学まで甘味のための材料集めをし、過ごしていた。
そして、入学式当日。
「なんか入学式まで長かったように感じます。」
「依頼も一杯やったからなぜかランクも上がったし・・・。まぁ変装でやってるからいいんだけど二つ名が・・・。」
「影の黒≪シャドーブラック」でしたっけ?」
「そういうルーチェも輝く金≪シャインゴールド≫だっけ?」
ギルドランクが上がり、二つ名が付くようになってしまっていた。
だが、顔を隠して髪の毛と姿しかわからないのでそのような二つ名になった。
「それにしてもランクが上がったな・・・。ドラゴンを瞬殺するからいけないんだろうな・・・。」
「でも、早く倒さないと町に被害が出ますし、適切な対処だったと思いますよ。」
「そうだよな・・・。でも、徹夜明けは眠いな・・・。」
眠そうな目をこすりながら、講堂に入っていく。
前日に緊急依頼で徹夜で弾丸クエストしてきたため、睡眠が取れていなかった。
「私も眠いです・・・。」
講堂につき、席に座ってウトウトとしていた。
頭が舟を漕いでいる間に式は始まっていた。
「これで、入学式を終えます。この後、クラス分けした情報を学生カードに送りますのでしばらくお待ちください。」
「この学生カード便利だな。」
「そうだよね~。」
所々で声が聞こえ始め、講堂はガヤガヤし始めた。
「たぶん俺たちはSクラスになるんじゃないかな?」
「そうだと思います。だって、カードの色が・・・。あっ!出ましたね。予想通りのSクラスです。」
学院はS・A・B・C・Dの4クラスがあり、上から順番に魔力の多い順である。
魔力量で教える魔法も違うし、戦い方も変わってくる。
だが、魔力量が変わってくるのでクラスも変わってくる人も出てくるが、下のクラスで学んだことは最低限のことになるので、無駄にはならないのだ。
「みなさん!クラスはわかりましたでしょうか?では、Dクラスから移動を始めます。」
下のクラスからの移動となり、Sクラスは最後になった。
周りを見渡してみると、もう残りが少なく20人いるぐらいしか残っていなかった。
「では最後に残りましたSクラスのみなさん。ホームルームで使う教室に移動します。」
案内役の人に付いて行くと、一番上の教室に案内された。
「ここがSクラスの教室になります。ここまで来るのが大変だったと思いますのでここに転移陣が設置されていますので、学生カードに記憶させてください。」
ほんとに万能な学生カードである。
「すいません。質問なのですが、だれでもここに転移してここに来れるのですか?」
気になっていたことを他の子が質問したようだ。
「そうですね。その質問は出ると思いましたので、皆さん聞いてください。この学院に転移陣は、クラスごとと寮ごとに設置されています。学生カードにクラスが書いてあると思いますが、そこ以外には転移できなくなっています。」
「では、もし、Cクラスの教室に行く場合は?」
「歩いての移動になりますね。ですが、友達に会いに行くとのことで事前に許可を貰うと入ることができます。許可の出し方は、カードを重ね合わせて許可と言えば許可が出来ます。」
「ありがとうございます。」
ギルドカードより万能で機能がすごいことが分かった。
「また質問があったら言ってくださいね。では教室で担任の教師をお待ちください。」
全員で教室に入り、名前が書いてある机に座った。
隣はもちろんルーチェである。
「担任は誰だろうな?」
「いい人ならいいですね。」
座って数分もしないうちに担任らしき人が入ってきた。
「今回は多いわね。私はレイヨンこのSクラスの担任をするわ。」
「女の先生なんだな。」
「あら、女でも男より優秀ですわ。」
他の生徒が女であることを少し馬鹿にした。
「うちの優秀な宮廷魔導士を貶めないでくれるかな?」
声を出してのは王子であった。
「え・・・この人は宮廷魔導士なんですか?」
「あぁ。一番の優秀な宮廷魔導士だ。」
「それは申し訳ないことをしました。すいません。」
中々素直な生徒である。
自分の非をしっかり認めているのだ。
「では、これからのことを説明します。まず明日は魔法の習熟度を確認します。そして、次の日は召喚をします。」
「魔法の確認はわかるんですが、召喚とは?」
「知らない人もいるのか・・・。貴族の人は知らないことが多いみたいね。」
知らない人のために召喚の説明をし今日は解散となった。
今日は少し短いです・・・




