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素敵過ぎる?!  作者: とぅるーらぶ
始まり
6/375

~6~

 説明も終盤になり、気になっていたことを口にする。


「ステータスのことなんですが、名前の部分が《名無し》になっていたのですが、どうしてでしょうか?」

「あぁ~それはですね、地球での名前はこちらでは合わないので、違う名前を付けて頂こうと思って《名無し》にさせて頂きました。後、年齢の方なんですが、この世界で魂を馴染ませるのに、年齢が下がっています。」


 地球と違っているのだから、そうであろうと思い気にもとめていなかった悠璃だが、名前のことは気になっていたので聞いたところ納得のいく説明が聞けた。

 ふむふむと頷きながら話を聞き入っていると・・・


「そういえば、姿が変わっているのは確認しましたか?ここでは黒髪・黒色の瞳はいないので変えさせていただきました。鏡をどうぞ。」


 何も無いところからにゅっと鏡を出し、悠璃に手渡した。

 意外にファンシーな手鏡だったことは心に秘めとこう。


「これは・・・金髪に金の瞳??これってこの世界では普通ですか?」

「ん~滅多にいないみたいですが、少ないだけで黒よりポピュラーですね。」


 鏡を手にあらゆる角度から本当に金髪なのかをキョロキョロ見る。

 地肌からも金がでているし、間違いないみたいである。


「では、そろそろ名前を決めましょうか?なにか候補はありますか?」


 鏡をミカエルに手渡すと、忘れていたことを思い出させてくれた。


「聞いといて忘れていましたね。ありがとうございます。名前は・・・そうですね《リュシオル》にしましょうかね~。」

「おっ?何か由来があるのですか?」

「俺、蛍が好きなので、どこかの国の言葉だったと思うんですけど、響きが好かったので覚えてたんです。まさか自分の名前に使うことになるとは思っていなかったんですけどね。」


 小さい頃から蛍あの幻想的な景色が忘れられず、色々と調べていたときに発見したのだった。


「いい名ですね。では《リュシオル》で登録します。」


 ミカエルの指から光が出て、悠璃を包み込み、悠璃改めリュシオルとなった。


「それではステータスを開いてみてください。」


 ミカエルに言われたとおりにステータスを開いてみる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 リュシオル

 人族 15

 性別 男

 Lv  1

 HP  1000000

 MP     ∞

 属性 全部(7大・無・派生・空間・創造)

 能力 異世界言語、全武器対応、アイテムボックス、聖・魔・動物語、念話

 加護 神に愛されし子・天使の祝福

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「お!名前が入った!それと性別も付け足された~。」

「神の適当な仕事の後始末です。見てみなければ分からないので、見せてもらって正解でした。」

「重ね重ねありがとうございます。」


 悠璃は深々とミカエルにお辞儀をした。


「いえいえ。と・・最後にアイテムボックスの使い方を教えておきます。アイテムボックスはステータス同様、心の中で唱えても出来ます。唱えると、黒い空間が現れます。そこに手を突っ込み出したいもの取り出してもらえればOKです。」

「それは何かと便利ですね。」

「はい。これは無属性の魔法になるはずです。ですが、悠璃さんのは特別製なので気をつけてくださいね。」


 悠璃は早速言われたとおりに、唱えてアイテムボックスを開いていたが、ミカエルに言われ手を入れようとして引っ込めた。


「な・・何かあるんですか?」


 少しビビりながらミカエルに尋ね返す。


「いえ、普通は容量が人によって決まっているのですが、悠璃さんのは無制限に入れることが出来き、カスタマイズも出来ます。それはおいおいやってみてください。」

「そういうことなんですね。しっかり覚えておきます。」

「いえ、ではこの先、悠璃・・いえリュシエルさんの旅路に幸あれ。」


 そういうとミカエルは光って消えて行ってしまった。


「さて、これからは一人で生きていかないといけないよな。さて、とりあえずは町を目指しながら歩くとしますか。」


 そう決めて、動こうとしたのだがある問題が発生した。


「あああああぁ~町の方向聞くの忘れてた~!!!」


 リュシエルは頭を抱え、しゃがみこんだ。

 そして、ふっと思い出す。

 ミカエルは魔法は英語が使われていることが多いと言う言葉を。


「もしかしてだけど、うまくいくかわからないけど試してみる価値はあるよね・・・出来なかったらめっちゃ恥ずかしいけど・・・よし!《マップ》!」


 うな垂れながらも声に出し、唱えると目の前にステータスと同じように地図が現れた。


「おぉ~成功した!あまり詳しくは無いけど、今向いてる方向と、山・川・町が分かるから助かった~。」


 森の深そうな所に置き去りになっていたから、すごく不安になったが地図が出て安心したリュシエル。


「じゃあ歩き出すとしますか!」


 リュシエルはマップを見ながら町に向けて歩き出した。



やっと説明が終わりました!

冒険のスタートですね^^

とりあえず、名前やら設定で苦労しました^^;

思い立って書き始めているのですが・・・大変ですね^^

頑張って更新します!!

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