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素敵過ぎる?!  作者: とぅるーらぶ
冒険者編
51/375

~50~

「じゃあ契約はこの内容でいいな?」


 契約した内容は次の内容だ。

1.3年間はここの工房でのみ情報開示・売出しをする。

2.発信源として、ここの工房マークを必ず入れること。

3.リュシオルには売れた物の10パーセント分を支払うこと。

4.学んだ技術以外に発展させる努力をすること。

 と以下の内容になった。


「それでいいです。俺が教えた以上に発展させてくださいね?」

「ああ。もちろんだ。これはトーンにやらせるから問題ない!」

「え?問題ありまくりですよ?!」

「おめ~が習ったんだ。しっかりしやがれ!」


 親方としても難しいことは苦手なようだったのでトーンに丸投げするようだった。


「まずは初期投資として、屑魔石を全て置いていくから頑張ってね?」

「おお~そいつはありがてぇ~。どっか置く場所がいるな?どれぐらいの量なんだ?」

「多分たくさんとしか言えないです・・・。何せいっぱい倒しましたからから・・・。」

「それならあの倉庫なら絶対入るんじゃないのか?トーン!案内しておいて貰え!」


 トーンに案内されて、大きな倉庫に行った。


「ここが倉庫です。大きいでしょ?大量に買うこととかある場合があるので、大きいのを作ったらしいです。」


 体育館ぐらいの大きさの倉庫で、十分なスペースがあった。


「なるほどね。ここなら大丈夫だと思う。じゃあいくよ?」


 右側の壁沿いの真ん中辺りで屑魔石を取り出すと・・・山になって溢れていた。


「おおぅ。思っていたよりあったし。」

「そうですね・・・。ここまであるとは思っていなかったです。」


 狩ってきた二人もびっくりであった。


「予想以上にいっぱいあったみたいですね。これなら当分の間研究できそうです。」

「うん。頑張って。」


 魔法道具作成をトーンに託し、リュシオル達は別れた。


「それにしても、あんなことを思いつくのが凄いわ。私なんてそんなこと思い付かなかったわ。」

「これは、あったらいいなって思ってたのが偶然に出来たものなので偶然の産物なんですよ。」

「それを実現されるリュシオル様は凄いです!」


 市場で買い物を済ませ、宿に戻り明日に備えた。


~・~・~・~・~


 約束の時間に門前に集合し、マルテの町に向けて出発した。

 道中は楽しくワイワイとし、料理はリュシオルが担当で美味しく食べることができた。

 そして旅は問題なく進み、マルテの町に戻ってきた。


「帰りもありがとうございました。おかげで美味しく食事も出来ましたし、楽しく帰って来れました。もちろん護衛としても最高でした。では、依頼の報酬です。ギルドにはこの用紙を出して置いてください。では、また機会があればお会いしましょう。我がマルシャン商団をご贔屓にお願いします。」

「はい。ありがとうございました。また何かあったらお願いしますね~!」


 門でトントと別れ、残り3人でギルドに向かった。


「いや~道中美味しい物を食べて旅できるなんて夢のようだったわ。普通あそこまで出来ないからね?普通は携帯食を食べて、良ければ護衛対象から少しスープがもらえる程度なだけだからね?」

「そうみたいですね。行きはアイテムボックスに入れていた食べ物を食べてましたし、ファンテ達も携帯食料食べてたのを見たので。クロワさんは護衛対象から貰っていましたよね?」

「私はどうせ動かないから。あっ!何かあったら動くわよ?大体大丈夫だから契約で食事つきで雇ってもらうことになってたのよ。」

「緊急時だけ動くことになっていたのですね。」

「そういうこと~。まあ、行きより帰りの方が贅沢させてもらえたわ。」


 クロワは足取りも軽く、ルンルンでギルドに向かっていた。


「さて、帰ってきたことをギルドマスターに報告しなくっちゃね~明日からまた仕事だわ~。」

「頑張ってくださいね?俺達も報告に行かないと。」

「じゃあ、ここでお別れね。」

「そうですね。また明日。」


 ギルドの中に入ってクロワと別れた。

 ギルドで今回の護衛報告をし、軽く食事を済ませて宿に行くことにした。


「宿は前と同じとこでいいか。お金もまあまああるし、部屋は分けるか?」

「いえ!リュシオル様と同じ部屋でいいです!奴隷がそんな贅沢なことを望みません!」

「いや・・・ルーチェを奴隷扱いしたく無いんだけど・・・。」

「だめです。私はリュシオル様の奴隷なのは代わりませんので。心配しないでください。私はリュシオル様に助けられてこれから一生恩をお返しするんですから。」


 決意をしているのだろう。

 揺らぐことの無いまなざしでリュシオルを見つめてきた。


「・・・わかった。だけど、無理はしないでね?」

「はい。わかりました。」


 前に泊まっていた宿に着き、チェックインして部屋で体を拭いてすぐに寝てしまった。


~・~・~・~・~


 それから、依頼をこなしたりして平和な日常を過ごしていた。

 1ヶ月経ったある日、ギルドマスターから呼び出されることとなった。




祝!50話です!!^^

新展開が始めれそうです^^


そして・・・累計が4万PV越えました~!パチパチ~^^

読者様のおかげです。

これからも頑張って更新していきます!

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