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悠璃が眠りについてから神界で3年が経った。
その間もミカエルがずっと傍につき世話をしていたのだ。
もちろん仕事は補佐をしていた分をしなかったため、神の休息時間はなかったわけだが・・・。
「う・・・う・・・ん。」
悠璃がもぞもぞと動きだし、目を開けた。
「起きましたか?」
「あれ?ミカエルさん?」
「はい、ミカエルですよ。体はいかがでしょうか?」
目を開けてすぐ横にミカエルがいるのを見た悠璃は目をこすりながら、体を起こそうとすると力が入らず、ベットから転げ落ちてしまった。
「あれ?力が入らない、、、」
落ちた痛みより、力が入らないことがビックリしていたのか、落ちたままの体制で話始めたが、ミカエルが近づき抱き抱えて悠璃をベットに戻した。
「力が馴染むまで寝てたので急には起き上がれないと思いますが、すぐに起きれるようになると思いますよ?」
悠璃を戻した後、りんごを剥きながら悠璃の呟きに返答した。
「どれぐらい寝てましたか?」
「神界時間で3年ほどになりますね。あぁ、人間時間で言う300年ほどですね。」
「そんなに寝てたんですね、、、。」
手をグーパーしながら、寝てた期間に驚いた。
「さて、りんご食べながらでいいので話を聞いて貰えますか?」
切り終わったりんごを悠璃に差し出し、これからのことを話始めた。
話の内容はこうだ。
これからは一つの世界を管理することになる。
補佐に、天使がつくこと。
細かいことは、少しつくサポート上司に聞くことだった。
「たいした仕事はないんですけどね?とりあえず、滅亡させないように頑張ってみてください。そろそろ立てるようになってると思いますよ?」
シャクシャクりんごを食べ終わった後、言われた通り立ち上がると何ともなく立ち上がることができた。
「それではこれに着替えて、、、。行きますよ。」
「行くってどこに??」
「それは、あなたの新しい神生ですよ。」
連れられるまま、光の中に飛び込んでいくのだった。
こんな感じで終わりたいと思います。
また、後日談とか書けたり、2が出せたらなと思います。
長い間完結させず申し訳ありませんでした。
また、新たな話がかけたらと思います。
それでは、また、、、、




