~352~
昨日はすいません・・・。
あまりにしんどくてお休みしました・・・。
今日は!今日は書けましたので、続きをご覧ください^^
「おぉぉぉぉ~・・・・!せめて体ヲ・・・。」
ラークの口から邪神が出かけていたがそこから邪神の霧が捻じれてKの方に向かていった。
「あ・・・。邪神・・・様・・・。」
心臓を抜かれていたKであったが、まだ虫の息で生きていたようだった。
3日経っているのに、生きていたようだった。
「やっぱり強化していたか・・・。」
「申し訳ありません・・・。」
抑えつけていたアルシュはそのままラークを抱えてこちらに戻ってきた。
「アルシュ・・・。ラークを王都の方へ運んでくれないか?」
「しかし!」
「ここからは完全なる神との戦いになる。そうなった場合、人の身であるラークは余波でも耐えれないと思う。だからお願いだ・・・。連れて行ってくれ。」
アルシュは苦虫を潰したように顔を歪めるが・・・。
次の瞬間、キリッとした顔になる。
「わかりました。では届けた後、すぐに戻ってまいります。」
そう言うと、凄まじい速さで王都に向って行った。
「やっぱり、あのまま放置しているのは不味かったな・・・。」
Kは体が鬼のようになってしまった男とは違い、人間のままでキメラ化に成功していたようだった。
そのためなのか、心臓を抜かれても生き延びることが出来ていたようだった。
ラークから出た邪神はKの中に入って行った。
「完全に殺さなくてよかった。ごめんね?K。そう?ならよかった。じゃあ遠慮なく体を使わせてもらうね?心臓?それなら僕が作ってあげる!」
Kと会話していたのか、笑顔でニコニコと体を治し始め、黒い霧に体が包まれた。
すると、キングとは別物の体になっていた。
「あ~やっぱりこっちの方が良く馴染むわ~。ん?邪神様の役に立ててうれしい?照れるな~。君の体とてもいいよ。最初からKの体を貰えばよかったよ。」
胸の穴を完全に治癒し、完全復活した邪神は手をグーパーと握ったり、屈伸をしたりしていた。
「よし!じゃあ殺し合いするよ?ちなみにさっきのはもう効かないから。だってあれは、体と心が一致していない場合のみだから。次はやられないよ?」
先ほどの攻撃・・・。
光は取りつかれたが、その取りつかれた者が抵抗している場合のみであった。
今回の場合は、Kと了承している。
「じゃあ、ぶつかっていくしかないのか・・・。」
「そうだね~。君が倒れたら、僕はいっぱい破壊しに行くからそう気張らなくてもいいよ?あ・・・気張ってもらった方が、楽しみが増えるか!」
そこからは目にも止まらぬ速さで、激突する。
リュシオルが斬りかかれば、それを避けてパンチを繰り出す。
そのパンチを避けると、リュシオルが蹴りを出すが、避けられる。
この攻防が繰り返されていた。




