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素敵過ぎる?!  作者: とぅるーらぶ
特訓編
337/375

~336~

すいません!!

投稿したものを変更しました!」

少し内容が変わっていますので23時50分までに読まれた方は読み直しをお願いします。

申し訳ありません・・・。

 シャインのいる部屋に入ると、消えかかっているシャインを見てしまった。


「申し訳ありません。私は案内できないようです。」

「ど・・・どういうこと?なぜ?なぜシャインが消えてしまうの?」


 あまりに突然のことで、女言葉が少し出てしまっているがそれほど余裕がなかったのだ。

 聞いている方も気になるような状況ではなかった。


「兵士さんに魔石を貰って、記憶と地図を入れておきましたので、これを持って行ってください。それと・・・。たぶんこの消え方は姫様が死にかけている・・・もしくは死んでしまったからだと思われます。」

「そんな・・・。ルーチェが・・・。」

「実は、ここに到着する少し前に姫様からの伝言がありましたが・・・。なんで今と思ったので伝えていなかったのですが・・・。」

「なんて言っていた?」

「少し早くなってしまいました。申し訳ありません。って言っておられましたが、これって・・・。」


 それを聞いた後、リュシオルは泣き出してしまった。


「そんな・・・そんな・・・。ルーチェなら大丈夫だって・・・。肩を並べれるように頑張りますって努力していたのに・・・。」

「そうでしたね・・・。姫様は真っ直ぐでした。リュシオル様・・・そろそろ時間の様です。この後の姫様・・・ルーチェ様の愛した世界をよろしくお願いします。」


 そう言い残し、シャインは消えていってしまった。

 それを見た後、リュシオルはシャインのいた場所にあった魔石を拾って転移した。

 異空間屋敷の自室に直接入り、ソファで丸くなった。


「ルーチェ・・・。なんでよ・・・。なんで一人で行っちゃうのよ・・・。」


 魔石を握りしめて、引き籠るのだった。

 次の日、リュシオルは酷い顔をしながら城にやってきた。


「その大丈夫か・・・?」

「問題ないです。」

「ならいいのだが・・・。それで、お前はどうするんだ?」


 城に来ていたマルテのギルドマスターのニキティスに質問された。

 しばらく黙っていたが、重い口を開いた。


「俺は一人で行動する。そっちはそっちでやって欲しい。」

「・・・・わかった。」


 それ以上の言葉を出せず、退出するリュシオルを見つめるしかなかった。

 退出したリュシオルは、すぐ様に森に転移した。


「シャインの残してくれた魔石の中身を見ないと・・・。」


 握りしめて中に入っている情報を取り出そうとするとリュシオルは光に包まれて森から消えてしまった。






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