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素敵過ぎる?!  作者: とぅるーらぶ
特訓編
333/375

~332~

遅れました!!

申し訳ないです^^;

 ルーチェが戦っている頃、リュシオルは城の結界の点検をしていた。


「ここほころんでるな。」


 一つ一つ丁寧に直して回っていく。

 すると、人影が近づいてきた。


「こんな所までいらしたのですか。そろそろ試合が始まりますが・・・。」

「伝えに来てくれたのですね。ありがとうございます。すぐに向かいます。」

「案内します。」


 案内されて合同練習している所に到着した。


「少し離れてください。〖ゲート〗。」


 異空間屋敷につなげ、人を招いた。


「久しぶりの外という感じがしないな。」

「そうですわね。あなた。」


 正装した王と王妃がやってきた。

 ウキウキとした様子で、椅子に座った。


「じゃあ、僕はここで王様たちを守ってるね~。」

「あぁ。任せたバルト。」


バルトにその場を任せて、リュシオルは離れた。

 すると、離れる際に外のほうから声が聞こえてきた。


「なんだ?この声は?」

「なんでしょう?調べに行ってまいります。」


 慌てて、兵士が走って行った。

 すると、すぐに戻ってきて報告してきた。


「大変です!血だらけの白い虎が突っ込んできました。」

「白い虎?シャインか?!」


慌ててリュシオルは駆け出し、門へと向かった。


「シャイン!」

「シャドー・・・ブラック・・・さま・・・。」

「どうしたんだ?!」

「ルーチェ様が・・・・。」


 そう言い残してシャインは静かに倒れてしまった。


「シャイン!」


 続きをしゃべらずに、そのまま意識を失ってしまったので、すぐに回復魔法をかける。

 しかし、疲労もあったのかすぐに目覚めなかった。


「あの・・・。私達が話せます。」

「君たちは?」

「この子の主人さんのことですよね?」


 ルーチェが渡したであろう服を着た女の子がフラフラっと立っていた。

 それにやっと気づいたリュシオルは女の子たちに声を掛けた。


「君たちは?」

「助けられた者です。」

「そうか・・話を聞いても?」

「別室で聞きますので、お任せください。」


 傍に控えていた侍女がすぐに2人を連れて行った。


「ルーチェのことだから遅れて帰ってくると思うんだが・・・。とりあえず俺からも話を聞かなければ・・・。」




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