~310~
タコパパーティーの後は、合同特訓の準備を終えると前の日になっていた。
「時間って経つのが早いな。もう明日だぜ?」
「そうですね。楽しみです。」
「胸を借りるつもりで頑張るしかないな。」
「苦手な相手と手合わせをいっぱいしたいわ。」
明日を楽しみにし、ワクワクしたまま解散した。
そして当日・・・。
「今日から2日間お願いします。」
「こちらからもよろしく頼む。」
騎士団長とプワソン(ギルドバージョン)はがっしりと握手を交わした。
「さっそく、荷物を置きに行ってすぐに始めましょう。」
「そうだな。案内を!!」
1人の新入りと思われる兵士が走ってきた。
「了解であります!」
「では、後ほど。」
新入り兵士の案内にて、宿舎の方を案内された。
「有名なグロースファクトの皆さんに会えるなんて感激です。」
案内してくれた兵士はキラキラした目で見てきた。
「大したことないですよ。」
「いえいえ。皆さまの活躍は聞きしに勝るものです。それにしても、皆さんはなぜに仮面を付けているのですか?」
素朴に思ったのだろう。
仮面について聞いてくるのだった。
「そうですね・・・。理由についてはご想像にお任せします。」
「そうですか。ミステリアスな感じでいいですよね。でも、たぶんですが、皆さん僕より若いですよね?そんな感じがします。」
鋭いところを付いてくるのだが、のらりくらりと躱すことにする。
「それも秘密ですわ。これを付けていると、勇気が湧く・・・。とでも考えていただければよろしいですわ。」
エクラのナイスパスにて会話が終わった。
「ここが男性の方、隣が女性の方がお使いください。そして、サインをください。」
「ありがとう。そしてちゃっかりしている。」
仕方がないと、顔を見合わせて仕方なく差し出した羊用紙にサインをした。
「家宝にします!!!」
「別にしなくてもいいぜ・・・。」
「いいえ。これは貴重なものになりました!」
「そうですか・・・。」
あんまり突っ込まないようにした。
「では、すぐに用意します。」
中に入って、すぐに荷物を置いて身支度をしてしまい、部屋から出た。
「早いですね!」
「荷物を置くだけですから。女の子達も・・・。」
すぐにベリエとエクラも出てきた。
「わたくしたちも、もうできましたわ。行きましょう。」
「では早速案内しますね!」
兵士に案内されて、練習場に向かった。




