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素敵過ぎる?!  作者: とぅるーらぶ
特訓編
310/375

~309~

 鉄板を用意し、バーベキューコンロにセットした。


「これが丸焼きですの?」

「この道具を使って綺麗にするんだ。」


 取り出したのは、竹の串である。


「生地を流し入れて・・・。具材を入れるけど、まずはスタンダードに作るからね。」


 まずは、こんにゃくとネギ、タコの代わりに肉を入れていく。


「これが丸になりますの?半円ですわよ?」

「これがちゃんとなるんだよ~。見ててね?」


 そう言うと、竹串を器用に使い丸く形を作っていく。

 見る見るうちに丸く形になっていく。


「ほんとです。丸くなっていっています。」

「さあこれで出来上がりだよ。まずは食べてみて?」


 皿に3づつくらい乗せて、ルーチェがソースをかけて配って行った。


「これが丸焼き・・・。」

「まずは食べてみないと。」


 プワソンとグローリアはすぐに手を出して食べ始めた。


「はふっ!あふいでふわ!はふはふ・・・。」

「はひかにあふいな。」

「言えてないし・・・。熱いですわと確かに熱いなってことはなんとなくわかったわ。毒ではなさそうだから食べましょ?」


 みんなも様子を見ながら恐る恐る食べ始めた。


「はふ・・・確かに熱いけど美味しいわね。」

「これは美味しいです!たくさんの味を食べれそうですね。」

「これ・・・屋台とかによさそうだな・・・。」

「冒険者引退したら、この丸焼きの屋台でもしようかな?よっと!次はチーズだよ!これはケチャップとマヨネーズが合うかな?」


 女子たちは、チーズに目が無いようで、リュシオルの言う調味料をかけて食べ始める。


「これは!!絶妙ですわ~。」

「うんうん!これは美味しい!」

「女子の味です!」

「気に入って貰えてよかった。」


 リュシオルは受け入れて貰えてので安心したようだった。


「これって私たちでもできるの?」

「これを使ってやってみる?」

「やってみてもいいんですか?」


 ベリエとグローリアもしたいようだった。


「王女様もするのですか?」

「ここではただのグローリアですわ!こんなことしたことないからやってみたいです!」

「じゃあやり方を教えるからやってみて?」


 タイミングやどこから回したらいいか教えてやってみるグローリアとベリエ。


「うまくいきませんわ~。」

「さすがリュシオルね!私たちではうまく丸にならないわ・・・。」


 ちょっと肩を落とし、落ち込んでいた。


「これは慣れだからね?でも、これでも食べれるものだからみんなで食べて楽しもう?」

「そうね。これはパーティーですものね!」

「色々入れてみるぜ~!」


 その後もタコパは盛り上がった。



タコパしたい・・・。w

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