~297~グローリア②
少し遅れました!!
短いですが続きをどうぞ!
ふぁ~・・・。
おはようございます。
よく眠れましたわ~。
それにしても・・・アンブルさんいい匂いすぎです!
安眠効果絶大ですね!
「くぁ~。何もなかったし、よく眠れたわ。」
アンブルさんもよく眠れたようですね。
「よく眠れた?」
「はい。安心して眠れました。」
「そう。ならよかった。今日は違うのが一緒に寝ることになると思うわ。性別的には雄になるけど、安心して頂戴。」
「男の人は苦手ですが、アンブルさんのようにオオカミやライオンなら大丈夫です。」
「そう。じゃあ私はご飯を食べてくるわ。」
ピョンと飛び降り降りた後、器用にドアを開けて外に出て行かれました。
わたくしも着替えて朝食に向かいましょう!
「おはようございます。グローリア様。」
「おはようグローリア。」
「おはようございます。お兄様。サクラさん。」
お兄様はもう来られていたようです。
朝食も召し上がって・・・。
あれは何でしょう?
「ほっこりとする食事をご用意いたしました。まずはお召し上がりください。」
白い粒々の物と泥水のようなお湯・・・。
それとピンク色の切り身を焼いたもの・・・。
それと葉っぱ?
「まずは食べて見なさい。びっくりするから。」
お兄様に促されて、食卓に着いた後、スプーンで食べ始めました。
!!!!!何なのですの!!!!
この白い粒々は噛むたびに甘みが出てきて、とても美味しいですわ!
そして、この泥水のように見えた物ですが、豆の発酵したような味がして、さらに奥には魚の出汁の味がしました。
さらに葉っぱだったのですが、粒々の物がかかっており、風味がとてもよかったですわ!
さらに魚ですが、臭みもなく、とてもジューシで・・・。
ハマってしまいそうです。
「いかがでしたでしょうか?」
「うむ。とても美味しく頂いたよ。」
「とても美味しかったですわ。」
「ありがとうございます。この朝食はリュシオル様が食べておられるものです。そして、この食事は健康にも良く、美容にもいいと伺っております。」
なんと・・・。
美容にもいいと!
いいことを聞きましたわ!
ふふふ・・・。
後で、サクラさんにメニューと作り方を聞いて料理長に覚えさせます!
「後で、メニューを書いたものをお渡ししますね?」
「お願いしますわ。」
この子!
出来る子ですわ・・・。




