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素敵過ぎる?!  作者: とぅるーらぶ
学院祭襲撃編
267/375

~266~

 他愛もない話をして食事を終えた。


「さて、そろそろ終わりとするか。この後はどうするのだ?」

「シャドーブラック様と共に帰る予定ですわ。」

「そうか。馬車を用意しようか?」

「大丈夫です。転移で帰れますので。」

「いや、ここは転移できぬようになっているが?特殊な陣なら出れるが・・・。」

「簡単だと思いますよ?試してみますね・・・。」


 シュッと消えて、シュッと返ってきた。


「問題ないですね。壁がありましたが、何ともなくできましたね。」

「さすがだな。では、お開きとしよう。」


 王の言葉で食事会が終了した。

 リュシオルはまず王子の荷物を取りに行った。


「こんなぐらいだが大丈夫か?」

「問題ないですね。荷物にお手を触れても?」

「構わない。」


 荷物を触り、アイテムボックスに次々と放り込んだ。

 荷物の数は3つほどであった。


「次はグローリア様の分ですね。」

「部屋はあっちだ。」


 クラレ王子に連れられてグローリア王女の部屋に行く。

 ドアをノックし、中に入ると・・・。


「どこに行くつもりなのだ?この荷物は」


 部屋高く積まれた荷物の量は圧巻だった。


「女性としては当たり前ですわ。ドレスに下着、化粧品にですわ。」

「化粧品はこちらで用意いたしますのでご心配なく。」

「そう?ならドレスと服と下着だけでいいですわね。後の荷物はその他もろもろですわ。」

「服と下着だけで十分ですよ?他の美容用品も揃っていますので。」

「ならこれとこれだけでいいわ。」


 あると言ったら、どんどん減っていき、結局4つほどの量になった。


「何をどれだけ持っていくつもりだったんだ?」

「淑女の嗜みですわ。ですが、シャドーブラック様はよくわかっていらっしゃるわ。」

「私も少しは気にしているので、後、王女様がお泊りになると聞いたので他も用意させました。」

「さすがですわ。出来る男は違いますわ。」

「恐れ入ります。」


 荷物を次々とアイテムボックスに入れて、準備を整えた。


「では、転移しますので、私をつかんでいただけますか?」


 言われた通り、リュシオルの肩を持つとその場から消えていった。

 寮の男子寮の部屋に転移してきた。


「すごい便利ですわね。私も覚えたいですわ。」

「空間魔法を使えればできますよ。」

「なぜ空間魔法の才能がなかったのかしら・・・。悔やまれますわ・・・。」


 ブツブツと言って肩から手を放した。


「すぐに異空間の方に移動するのか?」

「しばらくここでゆっくりしてもらってからでいいですよ。」

「そうか助かる。」

「ではごゆるりと。桜。」


リュシオルは桜を呼び、色々と伝え、準備をさせた。

 しばらくすると、桜がお茶と茶菓子を持ってきた。


「お茶でございます。もう少しでお風呂が沸きますので、少々お待ちください。」

「寮の風呂か?」

「いいえ。あちらのお風呂にございます。」

「それはいいな。あそこの風呂は気持ちがいいから。」

「さようでございますか。用意した甲斐があります。しばらくお待ちください。」


 後ろに下がり、消えていった。





他愛もない話です^^;

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