表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
素敵過ぎる?!  作者: とぅるーらぶ
学院祭襲撃編
254/375

~253~

 話し合いが始まった。

 プワソンは・・・。


「私はプワソンという。」

〘どーも。まだ名前はないけど、一応狐って言われてるから、呼び方は仮に狐でいいよ。〙

「そうか。君たちに騎乗すると、どのような得があるんだ?」

〘えっとね~。さっき挙げた意思疎通でしょ?それからいつでもそばに呼べるでしょ?あとは~なんだっけ・・・。あ!思い出した!馬より食費がかからないだ!〙

「それは一番購入者にとって重要なことだ。」

〘そうだね。お金事情?は人間にとって一番重要なんだよね。精霊から聞いたことあるよ。〙


 この子は意外と物知りなようだった。


「利点が多いな・・・。それに毛並みも・・・。悩んでしまう。」

〘なんで?僕がいらないの?〙


 いらないような発言をしたところ、ウルウルとされてしまった。


「元々、私の召喚獣に乗ろうかと思っていたのだが、君とは喋れるし、他にもメリットがある。それに何より気に入った。」

〘それは嬉しいね。じゃあ、契約する?〙

「あぁ。こちらこそ頼む。」


 狐と契約することになった。

 リンブルはというと・・・。


〘ど~も。皆からは・・・犬?って呼ばれたりしてるよ~。〙

「なんか親近感が・・・。」

〘どうしたの?〙

「何でもない。でも、利点ばかりってって言ってたし、俺的には君が気に入ったんだけど、どうかな?」

〘精霊にパートナーが来るって言われて、正直わけわからなかったけど、君に合って分かったよ。あぁ。この人が僕のパートナーなんだって。〙

「直観的なことか?」

〘そうそう!どうかな?〙

「俺は実はいらなかったりしたんだけど、君に会って変わったぜ。契約しようぜ。」

〘やった~!これからよろしくね!〙


 犬の方がお手をして握手という形で決まった。

 エクラは・・・。


「あなたがわたくしのパートナーですの?」

〘そうみたいだね。どうぞよろしくお嬢様。〙

「あら?そういうのがわかるのかしら?」

〘そりゃあ~。雰囲気も違うし、気品もあるし、オーラもあるし、なにより魂の輝きが違うかな?〙

「そうなのね。それは光栄だわ。」

〘いえいえ。それで、私は気に入りましたか?〙

「えぇ。あなたの毛並みもいいし、いい匂いだわ。」

〘綺麗好きなものでして。色々な花の匂いを混ぜてオリジナルのいい匂いのするのを作りましてね。〙

「すごいですわね。是非ともあなたとずっと喋りたいですわ。」

〘私も同意見ですね。では契約ということで。〙


 こちらもうまくいったようだった。

 ベリエは・・・。


「こんにちは。」

〘はろ~。自分の名前はないけど、一応ここで呼ばれているのは鳥だよ~。〙

「よろしくね。それにしてもあなたすごくフワフワね。」

〘猫君と一緒に研究しているからね。あの子は毛並み、僕は羽ね~。〙


 そう言いながら、ふわふわの羽を広げた。


「いいわね。契約しましょう。」

〘いいの?僕、外の世界に憧れてたんだよね~〙

「楽しいこともあるし、つらいこともあるかもしれないわよ?」

〘それぐらい覚悟しているさ。〙


 羽と、手で握手をして契約する約束をした。






明日は契約の話になります(^^♪

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ