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素敵過ぎる?!  作者: とぅるーらぶ
学院祭襲撃編
213/375

~212~

リュシオルたちがトイレから帰ってきた後、女の子たちも入れ替わりでトイレに向かったようだ。


「団子はいかがですかぁ~?」

「冷たい飲み物はいかがですか?!」

「軽い食事をつまみながら観戦をどうぞ!」


 ずっと売り子たちは声を張り上げて物を売っていた。


「少し買わないか?」

「そうだな。女の子たちが帰ってくる前にある程度だけ買っておくか。」

「すいませ~ん!」


 声を出して売り子を呼び、色々買っていった。


「戻りましたわ。あら?色々買っていましたのね。」

「私たちも買ってしまいました・・・。」

「これなら大丈夫なのでは?私たちが買ったのは、主に甘味類ですので。」

「言われてみればそうですわね。では先にリュシオルたちが買った物から食べましょう。」


 リュシオルたちが買ったのは軽食で、エクラ達が買ってきたのはデザートであった。


~それでは休憩時間を終わりまして、試合の方に戻りたいと思います。後半で注目したい選手は誰でしょうか?~

~それはもちろん!男性ではシュバリエ家と並ぶ家柄のプワソン・クレールス選手!一方女性で注目したいのは、ベリエ選手!そしてベリエ選手は、一般からの学生だ!それなのに、貴族に並ぶような華麗な身のこなし・美しさ!スタイルの良さ!注目したいですね~

~男は結局体目当てですね。皆でこいつを白い目で見ましょう。さて・・・後半の試合に移ります!~


 司会先行の男女が漫才をした後、試合が開始された。


「次がプワソンの試合だったな。」

「お父様が来ているので、気合が入っていると思われますが、魔法無しで頑張るそうなので怪我して帰ってくると思われますわ。」

「なにその無鉄砲な感じの戦い方・・・。」

「話せば長くなってしまいますが、簡単に言うとお父様が昔に単騎で大群に突っ込み、剣だけで何千もの敵を薙ぎ払った伝説があるそうですわ。」

「なるほど・・・。それに近づきたいってわけだね。」

「そうですわ。小さい頃にそれを何度も話をせがんでいましたわ。それをいつか自分もするんだって。それの足掛かりでもありますわね。」


 中々調味深い話が聞けたようだ。

 今度ゆっくりといろんな話をしたいものだとリュシオルは思った。


「次が始まるぞ。」


 中央にプワソンと対戦相手の選手が立った。


~注目のプワソン選手です!この方は頭脳明晰。クールにミステリアス・・・。アンニュイな雰囲気もあり、氷の王子とも呼ばれたりしています。かっこいいのは間違いないですね!~

~とりあえず、男の敵ですね。~


 締まりのない司会進行が終わり、審判から試合の合図が出された。

 今回は司会の話を聞いてみよう。


~これは、剣同士の戦いになりそうです。どう見ますか?~

~そうですね・・・プワソン選手の方が、小さい頃からされているので、有利には間違いないですが、相手もここまで上がってくる実力があるのは確かなので、この後も見ていきましょう。~

~おっと?一旦距離を取ったようです。見てみると、プワソン選手は息は乱れていないのに、相手選手は肩で息していますね。~

~やはり、鍛え方が違うんですね。あの服の下を見てみたいものです・・・。~


 普段プワソンは脱いだりしないので誰も体を見たことないのだ。

 ちなみに、同じ部屋である2人はよく目撃する。

 女の子もチラリがないかと、目を皿にしてみているようだった。




今日は少し短いです・・・。

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