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素敵過ぎる?!  作者: とぅるーらぶ
冒険者編
19/375

~18~

2日遅れて申し訳ありませんでした。

では、続きをどうぞ

 朝日が窓から少し差し込み、顔に日光が少しかかってきたところで意識が覚醒してきた。

 でも、まだ目をつぶっていたくて目を開けていなかったが、そ~っと開けてみると目の前に銀色の髪をした可愛い女の子が目の前で眠っていた。


「あぁ~そういえば昨日助けて隣のベットに寝かしたはずだよな?」


 朝の起きたてだったため頭が覚醒しておらず、起きて目の前に可愛い子が居たため頭を撫でたり、ほっぺを突いたりしていた。


「う・・うん・・・。おはようございます・・・。」

「おはよう。ルーチェ。」


 ルーチェもまったく覚醒しておらず、寝ぼけていたが段々目が覚めていき、自分がどこにいるか分かって慌ててベットから飛び降りて、床に土下座をして頭を床につけて謝ってきた。


「申し訳ありません!!ご無礼を働きました!」

「いいよいいよ。気にしないで。寂しいときは人肌が恋しくなるんだろうし。」

「いいえ、そういうわけには・・・」

「俺が気にしないんだからいいの。さあ立ち上がって。」


 リュシオルはルーチェを抱えて立たせた。


「さて、顔を洗いに行こうか。お腹も減っているだろうし、ご飯を食べよう。」

「はいご主人様。」

「そのご主人様をやめようか・・・呼ばれても気づけなさそうだから・・・リュシオルでいいよ。」

「では、リュシオル様とお呼びします。」


 様も取って欲しかったが、ずっと奴隷でいたルーチェには無理だろうと思い徐々に直していけばいいだろうと今回は諦めた。

 ルーチェと共に裏の井戸で顔を洗い、受付でルーチェの分の食事代を払って食堂へ向かった。


「おはようございます。二人分お願いします。」

「あいよ!ちょっと待っててよ~。ほい!どうぞ~。」

「ありがとうございます。」


 朝食を受け取ったときに、二人分持ちます!とルーチェは言ってきたのだが却下しておいた。

 さらに食事を下に置こうとするので、同じように机に置いて食事するようにと言えば従ってくれたのだが、食べようとしないから食べなさいと促してやっと食べ始めた。

 朝から精神的に疲れてしまった気がするリュシオル。

 奴隷をちゃんと理解できていなかったと後悔し、直すとこは直していかないと後々困りそうなので見つけ次第直していくことに決めた。

 そうこうしている間に朝食が食べ終わっていた。


「じゃあ、まずは服を買いに行こうか!」

「わかりました。」


 席を立ち、食器を返して宿屋を出た。

 服屋は前にクロワに教えて貰っていたので同じところに行くことにした。

 服屋に着き、中に入ると前に買ったときの店員さんがいた。


「あ!この間はたくさん買っていただきありがとうございました。本日はどのようなご用件で?」

「こんにちわ。今日はこの子の服を買いに来たのですが、女の子の服って置いてありますか?」

「もちろんございますとも!その子はえっと・・・え?奴隷?ですよね?首輪が違う・・・」

「あ~奴隷ではあるんですけど、あまり気にしないでください。服は冒険者で活動する服と普段着・・・それから下着類と見繕って頂けますか?」

「分かりました!素材がいいので頑張らせていただきます!こちらへどうぞ!」


 店員はオロオロしているルーチェの手を引っ張っていき、奥に消えていった。

 待っている間にリュシオルはルーチェもお揃いの外蓑にしようと探していた。

 探していると、店員さんの可愛い!って声が聞こえていたが、まだ時間がかかるであろうと思い外蓑を探し終え、椅子に座って待っていると別の店員さんが来てくれて外蓑を預かってくれた。

 店員さんは奥からお茶(ここでは紅茶が主流)を入れてくれてぼーっと待つことにした。

 だいぶ経ってからルーチェが着替えて出てきた。


「リュシオル様・・・どうでしょうか?」

「うん!すごく似合ってるよ!」


 ルーチェは袖があり、ヒザ下ほどの長さの水色のワンピースを着て出てきた。

 後ろにはルーチェの服を選んでくれていた店員さんが親指を立てながら眩しい笑顔を向けていた。


「冒険用も見繕いましたが、こんな感じでよろしいでしょうか?」


 店員さんは選んだ服を見せてきた。


「はい。それでお願いします。包んで頂けますか?」

「畏まりました。こちらで会計をお願いします。」


 奥でお金を払い、店を出た。

 次はルーチェのギルド登録を済ませようとギルドに向かった。

 ギルドは朝の受付が終わったようで、中は落ち着いていた。

 リュシオルはクロワを探し、ルーチェのギルド登録をしてもらった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ルーチェ(奴隷)

Age 15

Lv 1


GL G

GP 0

EKT 0

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 奴隷の場合は名前の後ろに()で付くようだ。


「そういえば、ルーチェのステータスってどうなってるか分からないんだけど・・・」

「奴隷の場合は、主人にもステータスを見せることが出来ます。見ていただけますか?」

「わかった。出してくれる?」

「分かりました。《ステータス》」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ルーチェ(奴隷)

 人族 15

 性別 女

 Lv  1

 HP  100000

 MP  70000

 属性 火・水・風・土・new雷・new光・闇

 能力 弓術、剣術、newアイテムボックス、new念話

 加護 newリュシオルの眷属・new月に愛されし子

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ふぇ?なんか増えています!」

「そうみたいだね・・・そして俺の眷属ってどう言う意味さ・・・」



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