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素敵過ぎる?!  作者: とぅるーらぶ
王都学院
148/375

~147~

~久々の天界にて~


「まさか精神だけでここに来るとは思っていかなったけど・・・。」


 天界では、神がリュシオルのことについて考えていた。


「それにしてもなぜここに来れたのだろうか?確かに加護は与えたけど、今までも与えたことのあることだし、特に変わったことはないはずなんだけどな・・・。」

「どうされました?」


 1人の天使が近寄ってきた。


「いや。何でもない。それよりミカエルはまだ帰らないのか?」

「そうですね。下界を満喫されているみたいでまだかかりそうですね。」

「ならかわりに、ウリエルを呼んでくれないか?」

「かしこまりました。」


天使にウリエルを呼び出すように言い、執務の机についた。


「ミカエルが帰ってこないから書類が処理しきれない・・・。」


 神は泣きながら書類処理に追われていた。


~・~・~・~・~・~


 一方リュシオルたちはマルテの街の帰路についていた。


「次は中級のダンジョンだけど、どんなのかな?」

「そうですね。楽しみです。」


 次のダンジョンに思いを馳せながら、マルテの街に戻った。

 ギルドに着き、クロワを見つけて、挨拶する。


「おはようございます。」

「え?おはよう。ダンジョンはまた今度にするの?あ・・・もしかして終わって来たとか?」

「お察しの通りですよ。」

「あれぐらいなら簡単だったか。一応確認させて?」


 ギルドカードを渡し、確認をしてもらう。

 ギルドにもダンジョンで見たようなのと同じようなものにかざしていた。


「確認できたわ。約束通りに中級を教えるわ。ただし、ここから難易度が上がるから十分に気を付けるのよ?それに、途中で・・・だと思うわよ?」


 耳打ちで学校のことを言われた。


「そうですね。では、今回はその周辺にいって確認だけしてきますね?」

「観光なら構わないわ。どうする?中級全部教えておいた方がいいかしら?」

「そうですね。下見だけしたいので、全部の方が助かります。」

「難易度と分かっていることだけ教えるわね?」


 ダンジョンについての詳細を詳しく聞き、ギルドを後にした。


「今日は小鳥亭で休んでから行こうか。」

「そうですね。意外と疲れましたね。」

「宿に帰る前に、家具とか揃えようか。」

「どうしてですか?」

「完成したんだよ。」

「え?」


 意味深に言うリュシオルに、ルーチェはハテナを浮かべていた。


「とりあえず、家具を買いに行こう。」


 そのまま言われるがまま買いに行くことになった。

 色々と揃え、家を買ったかのような量になった。


「これをどうするのですか?」

「旅に出てからのお楽しみにね?」

「わかりました。」


 2人は小鳥亭に泊まり、朝に出発することにした。

 朝になり支度をし、旅に出かける。

 もちろん移動は空の旅である。


「空を飛ぶって意外といいものだ。」


 ルーチェに抱えられたノワールは子犬スタイルで足をブラブラさせ、尻尾を振り、舌まで出していた。


「飼い犬みたいだ・・・。」

「ふふ。可愛いではありませんか。」


 楽しく飛びながら目的地に向かった。


「ここからだと、海のダンジョンが近いらしいから急いで飛んでいくよ?」

「わかりました。」


 スピードを上げて海のダンジョンに向かった。


「ここがダンジョン・・・。これは海の神殿だな。」

「幻想的ですが、中はどうなっているんですかね?」

「わからない・・・。でも、周りに船とか色々あるから物資にも困らないようなっているみたいだな。」

「どこのダンジョンもこんな感じなのでしょうか?」

「見て回ってのお楽しみだね。とりあえず、ポイント登録しておくよ。今度は転移で来れるようにしておかないと不便だからね。」


 マップを開き、ピンを止めるように印をつけた。


「さて次に行こうか。今度は火山のダンジョンが近いかな。」


 再び、目的地に向かい始めた。

 これを繰り返し行っていくようだ。


「火山のダンジョンは島にあるらしいけどまだ遠いから、近くに島を見つけたらそこで夜を明かそう。」

「わかりました。」


 海の上では休めないので連続していくことになる。

 そして飛ぶこと数時間小さな孤島にたどり着くことが出来た。


「中々遠かったですね。」

「オレは楽しかった。また抱えと飛んでほしい。」

「ノワールは気に入ったみたいだね。」

「あぁ。あれはハマりそうだ。」


 嬉しそうにピョンピョン飛び跳ねていた。


「じゃあ、ご機嫌なノワールに頼んでもいいかな?」

「なんだ?なんでもするぞ?」

「今日の晩御飯の肉を狩ってきてほしいんだ。」

「それぐらいならお安い御用だ。」


 ノワールはそういうと、元に戻り、森を駆けていった。


「おれ達は家の準備をしよう。」

「わかり・・・え?家の準備ですか?」

「そっ!家だよ。」


 そして出したのは、人が一人ぐらいしか入れない大きさの小屋だった。


「これは最初の段階だから、変えていくよ?とりあえず入ってみて?」


 言われた通り扉を開けて中を見ると信じられない光景が広がっていた。




久しぶりのあとがきですね^^

最近色々あって書けていなかったです^^;


そしてリュシオルはダンジョン制覇を目指しているみたい?です。

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