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素敵過ぎる?!  作者: とぅるーらぶ
王都学院
112/375

~111~

 リッチはRと名乗っている。

 こいつらは組織で動き、コードネームで行動しているようだった。


「それはご丁寧に。こちらも名乗っておきましょうか?」

「そうですね~倒す者の名前ぐらい聞いておきたいですかね?」


 少しカチンッと来る言葉を言われたのでどうしてやろうかと一瞬迷ったが、答えてやることにした。


「最近名前の売れ出したシャドーブラックですよ。聞いたことありませんか?」

「生憎、最近は森に籠っていたのでね。世間に疎いのですよ。」

「それはご愁傷さま。では、あなたの後ろの魔法陣を破壊させていただきます。」

「作るのに時間がかかったので、邪魔させてもらいますかね。」


 構えに入ると、Rは手を振り上げ、何かに指示をした。


「私は戦闘要員ではないので、色々と使わせていただきます。やれ!」


 出てきたのは、ウルフやゴブリン・オークそれらの上位種にスケルトンなどのアンデットまで取り揃えていた。


「これだけいたら十分だろう。私はさらに召喚させていただきますね。」


 Rはくるっと回り、召喚陣に向かった。


「舐められてるな・・・。さっさと倒しますか。」

「はい。エトワール!」

「バルト!ガルディ!」


 武器たちを召喚し、戦闘の渦に突っ込んでいった。

 リュシオルは近くに来た魔物を渦の中で、舞うように切っていく。

 その隣で同じく舞うようにエトワールの矢で屠る。

 相手は操られているため、恐怖心を抱くことなく突っ込んでくる。


「厄介だな。感情がなくなると魔物って厄介なものなんだな。」

「中々減りませんね。私たちも体力が持ちますが、他の者ではまず無理な気がします。

「そうだな。っとこうしている間にもっと増えてしまうからペースを上げるよ。」

「まだ上げれます!」


 さらに加速していく。

 数十分後・・・。


「そろそろ終わりましたかね・・・。なんと・・・。」

「もう終わったよ?降参してくれるかい?」

「くっ!あの数がこんな短時間で・・・。奴を召喚する時間が・・・。計画が・・・。仕方ない・・・。」


 そう言ってRは懐から何かを取り出し、そのまま飲み込んだ。


「何か塊を飲みましたね・・・。っつ!魔力が上げっています!」

「何かブーストするものか?」

「はははははははは!!!気分がいい!これは使えるではないか!!


 Rの魔力は上がり、どんどん姿が変わっていく。


「これは進化ではないか。ふむ・・・これならいけるな。覚悟せよ!」


 Rの姿はボロボロの姿から煌びやかな衣装に変わり、姿もしっかりした骨になっていた。

 Rが叫び、闇魔法を放ってくる。


「なんて大きさだ・・・。だが、無駄使いじゃないか・・・。」


 つぶやくように独り言を言ったあと、小さな光の球を打ち出し、闇魔法にぶつける。

 すると、何もなかったかのようにそこから魔法が消えた。


「な・・・小さな光の球ごときに!!」

「お前・・・魔法の才能がないんじゃないの?」

「うるさいうるさいうるさい!!死ね!!!」


 ドンドン魔法を打ち出すが、今度はガルディで受け止められ、消されていく。


「ば・・・ばかな・・・全く効かないだと?」

「そうみたいだね~。諦めたら?」


 簡単な降伏の促しであるが、頭に血?がのぼっているRには届かなかった。」


「こいつは脅威だ・・・A様に近づけるわけないはいかない・・・ぶつぶつぶつ・・・。」


 少しトリップしている。


「これはやばいかな?」

「お前らはここで消し去ってくれるわ!ぐぅぅぅぅぅぅぅあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


 Rは叫びだし、胸に魔法陣を浮かべせた。


「これで、あれが呼び出せる!!わが身を食らいいでよ!!」


 胸の魔法陣から出てきたのは、3つ首のケルベロスであった。


「く・・・この地獄の門番より食らいつくされるがいい!!!はははは・・・・・。」


 Rはその後吸収されたのか、骨がカランコロンと転げて、そこに骨があるだけになった。


「えらいものを召喚してくれたな・・・。」

「はい・・・これは禍々しいです・・・。」

「ほぉって置くのは危ないから倒すぞ?」


 ケルベロスに向かい合うと、こちらを見て、敵を認識したのか口元を歪め、襲い掛かってきた。


「早い!!ルーチェ避けろ!!」


 さすが、地獄の門番と言われるだけの戦闘能力である。


「3つ首があるだけで犬なのにこれはないだろ!」


 噛みつきが基本攻撃だが、一つを捌くともう一つが噛みついてきて、さらにもう一つの頭が火のブレスを放ってくる。

「っく!防戦一方だ・・・。」

「っつ・・・そうですね。決定打が与えれません・・・。」


 必死に避けながら、攻撃をしていくが、阻まれていく。


「いったん離れるぞ!」

「はい!」


 後方に一気に下がり、間合いを開ける。


「これはしんどいな・・・。」

「はい・・・。何かいい手は・・・はぁはぁ・・。」


 ケルベロスは爪をペロリと舐めて、こちらの様子をうかがっている。


「あいつが炎だから、氷で攻めてみるか・・・。」

「それがいい手かもしれませんね。」

「範囲魔法で攻めるぞ・・・。俺から離れるなよ?『アイスワールド』」


 魔法を唱えるとリュシオルを中心に氷の世界が広がっていった。

 その魔法にケルベロスは少し困惑をしていた。


「氷系で攻めるぞ!『アイシクル』!」

「エトワール!アイスアローです!」


 氷系で攻めると、苦手属性で周りを囲まれたからなのか、動きが鈍り、攻撃が通っていく。




今日は疲れました・・・。

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