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素敵過ぎる?!  作者: とぅるーらぶ
冒険者編
10/375

~10~

 クエストクリアの初の代金が支払いが行われた。


「では、報酬の支払いですが、ギルドカードを出してもらえますか?」


 お姉さんに言われてギルドカードを取り出した。


「お預かりします。処理しますね。」


 そう言うと、カードより少し大きいぐらいでボックスの形のしている機械にカードを差し込んだ。

 差し込むと、コンピューターみたいに液晶に映し出され、またまたキーボードみたいなのでカタカタと入力をして処理を完了した。

 カードを返してもらい、宿の話をしようとした。


「あの・・・」

「そういえば、宿って取っておられますか?今日来たばかりみたいなので良ければ紹介しますが?」

「はい。実は門番のソルダさんに小鳥亭を勧めてもらったのですが・・・」


 お姉さんから先に宿の話が出てきた。

 一応は、ソルダから紹介されていることを伝えた。


「さすがソルダさんですね。私もリュシエルさんに小鳥亭を勧めようかと思っていたんです。あそこは対応がいいですからね。他の宿もあるのですが、ちょっと治安が良くない場所だったり、粗悪だったりするんです。」

「じゃあ、俺は運がいいですね。ソルダさんにお姉さんに良くしてもらえてますから。」


 にっこりと微笑むとお姉さんはまた顔が赤くなっていた。


「『凶悪すぎるでしょ・・・年下っぽいけど惚れてしまったかも』ありがとう。それと、私の名前はクロワって言います。これからもよろしくね。」

「はい。よろしくお願いします。」


 これからの挨拶をして、お姉さんは席を立ちカウンターの奥のほうから地図を出してきて、またリュシオルの前に座った。


「では、小鳥亭の場所なのですが、地図のここがギルドで・・・ギルドから出て左の路地に入って進むと鳥の看板が見えてきます。色は水色で塗られているのですぐに分かるかと思います。」

「少し地図を見せてもらってもいいですか?」

「少しならいいですよ。」


 お姉さんに許可をもらって地図を眺めた。

 これからまた場所を探すのに苦労しないように魔法のマップを作っておこうと考えたのだ。


『よし、これで地図のをスキャンしたら後は便利になるから・・・呪文は《マップスキャン》よし!うまくいった!これからこうしてスキャンしていって増やしていこう。』


 マップのスキャンを終えて、お姉さんに返した。


「ありがとうございます。小鳥亭までは頭に地図が入りました。」

「じゃあ大丈夫ですね。また明日お待ちしています。」

「はい。では宿に向かいます。」


 そういいながら、二人とも立ち上がりクロワは受付に向かい、リュシエルはギルドを後にした。


『今日はもう疲れたから、もう宿に向かおう・・・買い物は明日でいっか・・・』


 ギルドを出て、教えられた通りに歩き始め、歩いていると小鳥の看板と水色の建物が見えてきた。

 ドアを開けて中に入ると、木造で中は雰囲気のある内装であった。


「いらっしゃいませ!宿泊でしょうか?」


 中を眺めていると、奥から男の人が出てきて声をかけてきた。


「ソルダさんとギルドの紹介で来たんですけど、泊まれますか?」

「大丈夫ですよ。何泊されますか?」

「とりあえず、一週間お願いします。」


 いつまで借りるか分からないため一週間借りることにした。


「では、7日で7000エカトになります。食事は別料金になりますので付けますと2食付で+3500だけど、ソルダさんの紹介だから10000でいいよ。先払いだけど大丈夫?」」


 少し値引いてもらえたようである。

 ポケットから出したように見えるようにアイテムボックスを開き、金貨を取り出した。


「ちょっと大きいですけど大丈夫ですか?」

「はいはい。大丈夫ですよ。残り90000エカトのお返しね。」


 お釣りを受け取り、ポケットに直した。


「じゃあ、部屋は205になるから鍵をなくさないようにね。」

「はい。夕食はどうしたらいいですか?」

「え~と。もう出来てると思うから、横の食堂で鍵を見せて食べておいで。」

「わかりました。」


 右手に食堂があったためそちらに行くことにした。

 まだ早いのか誰もいない状態であった。


『なんか貸切みたい。まあ~そのうち増えてくるよね。』


 心の中で少し寂しいと思いながら、カウンターに向かった。


「すいません。ごはんお願いしてもいいですか?」

「あいよ~!鍵はあるかい?あるみたいだね。ちょっと座って待ってておくれ。」


 言われたとおりに、近くの席に座っていると料理が出てきた。


「おまたせ!本日の煮込みとパンだよ。」


 出てきたのは、具沢山の煮込み料理と大きな黒パンだった。


「ありがとうございます。」

「しっかり食うんだよ。」

「はい。いただきます。」


 笑顔で返事をし、早速煮込み料理にフォークを入れた。

 よく焚けていて、やわらかく口に入れると優しい味で口の中を満たした。


『紹介されただけあっておいしいや。』


 パンの方も手を出した。

 少し外側が硬かったが、中はふんわりとしていておいしかった。

 お腹も空いていたのか、あっという間に食べきっていた。


「ごちそうさま。おいしかったです。」

「満足したかい?」

「はい!お腹いっぱいになりました。」


 満足そうに食堂の人はうなずき料理をしに奥へ入っていった。



今はいい感じに投稿できていますが・・

いつか詰まりそうで怖い・・・

とりあえず名前で困ってしまいます;;


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