表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
素敵過ぎる?!  作者: とぅるーらぶ
始まり
1/375

~1~

 私は、日本で生まれて普通に育って現在は女子高生をしていたはずなのに・・・。

 ここは草原の真ん中・・・。

 ここからどうしろと・・。


・~・~・~・~・~・~・~

 さかのぼること1時間前・・・・

私は下校途中だった。友達の千恵ちえと学校の校門を出て喋りながら帰っている途中で、千恵と移動販売のクレープを食べに行ったのだけど、いつもなら道路の右側、公園の反対側に止まっているのになぜかここのクレープの虜になってから初めて販売車が反対側の公園の方にに止まっていた。

 しかし、このことが後々に引っかかってくるとは思ってもいなかった。


「ねえ、千恵。いつもって言うか場所は何年も変わらなかったのに今日は逆だね~。」

私は千恵に素朴なことをつぶやいた。

「確かに、なんか違う場所にいると違和感が感じちゃうくらい通ってるって証拠だよ。」

「間違いないね。ほぼ毎日通ってるんじゃない?太りそうで怖いゎ~。」

千恵と二人でお腹の肉をぷにぷにとつまみながら・・・

「まぁ~結局食べるんだけどね。私は甘いものへの欲求は抑えない!!」

私は声高らかに宣言したところ・・・千恵は

悠璃ゆうりは男前だから何しても絵になるから問題ないし、寧ろ甘いものを食べてる悠璃に女の子が集るから隠れて食べたいところだよ・・・」

 後半はぼそぼそと聞こえないようにつぶやいたために悠璃には聞こえなかった。


 この物語の主人公・みやび 悠璃ゆうりは性別は女の子なのだが、性格・見た目共に美少年&王子様なため女の子に半端なくモテる。

 本人は普通に恋愛したいと思うのだが、外見が男みたいで尚且つ私服が男性のような服装をするため女の子にしかモテない。

 しかも声まで女子の理想だったりする。

 男が近寄ってこないのは単に敵視しているためなのだが、本人は何故かが分かっていなかったりするのだ。


「それにしても今日は小さい子供が多いね~」

周りを見渡しながら千恵キョロキョロしていた。

「そうだね~ほのぼのするね~」

 悠璃と千恵はクレープ屋に足を進めながら会話をしていると・・・

 ボールがポンポンと跳ねて道路に転がっていくのが悠璃の目に飛び込んできた。

 そしてその後ろにはそのボール追いかけて行く小さな男の子がいて、道路には大きなトラックが公園前を猛スピードで通ろうとしていた。

 誰も気づかない場面で一人気づいた悠璃は考えることなく飛び出して・・・

「(お願い!!間に合って!!)」

 心で叫びながら猛スピードで駆け出し、男の子を突き飛ばした。

 悠璃の頑張りが実り、男の子は転び少しの怪我はしているようだが命に別状はないようだった。

「悠璃~~~!!!!」

 遠くで叫ぶ声を聞きながら瑠璃は激しい衝撃と共に意識を手放した。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ