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3/5

未確認テント物体です

今日はノリで書いてます


変なところがあったら即直します

私の学校は静華しずか高校。通称静高なんて呼ばれています。

静高に行くには私の家からでは時間がかかります。

山の中に高校があるせいで多くの人が通学に困りものです。

もちろん、私だって。

「ハア・・ハア・・」

困りものです。


現在、山登り中です。

高校はこの山の頂に君臨しています。ああ、目の前なのに遠くに感じる。

時間にはまだ余裕があることですし、休憩をしたいと思い公園を見つけます。

この山の中にある公園は特に公共物などは置かれておらず、ベンチが複数しかありません。はたして、なぜに公園を作ったのか、意味不明です。

私は公園に寄り道し、少し休んでいくことを決めました。

そして、無言。

いや、無言というかですね、あえて触れません。ええ。

ベンチの隣にテントが張ってあるなんて誰が予想したんでしょうか?

意識せず、ベンチに腰掛けます。

そして、目が吸い寄せられます。そうです。テントの方に。

これはあれでしょうか。いわゆる、ホームレスというものでしょうか。

「・・・・・」

私は無言を貫きます。

貫き通します。

私の無言に賭けて!


「あれ?夜代々井さん?おはよー」

貫かれました。無言を粉砕です。

テントから姿を現したのは予想外なことに同級生でした。どうしました?両親が倒産でもしてしまったんですか?

「おはようございます。みねさん、奇遇ですね」

同級生の峰さん。容姿説明割愛です。

性格説明?あまり話したこのないので割愛です。

「ええ、ホントに奇遇。まさか、公園でたまたま出会えるなんてビックリした」

こっちの方がビックリです。

「なんで、テントの中からでてきたんですか?」

率直な疑問をぶつけます。

それ以外の話題が見つかりません。普段、この人と話したこともありませんし。

「いやー、実はね私昨日からここに住んでるんだ」

間違いなく、このテントは峰さんの私物でした。

「なんでまたこんなところに」

「それは私から説明させてもらいます」

うわああ!ビックリした。

突如、背後から人の気配がしたと思ったらメイド姿の人がいました。この人誰ですか?

「私は峰お嬢様の世話係を務めさせています。瀬能せのうです。以後、お見知りおきを」

大丈夫ですよ。忘れません。そんなインパクトある格好をされたら。

「では、説明に入らせていただきます」

うわあ。何か長い話になりそうです。

「峰お嬢様は家出をしてしまわれたのです」

瀬能さんはそういった後、一拍おいて、

・・・・・・。

・・・・・・。

あれ?

「私の説明は以上です」

早っ!?

「まあ、夜代々井さん。そういうことなんだ」

峰さんが私に肩に手を置いていますが、どういうことなのでしょう?結論を述べられて説明終了ってかなりアバウトです。

「夜代々井さん。お願いがあるのです。」

このタイミングでお願いとか、とんだご都合主義な思考をお持ちでいらっしゃいます。

「峰お嬢様を学校に送ってほしいのです」

「はあ、でもこの道一本道ですから迷いませんよ」

「送ってほしいのです」

あの、軽く威圧かけるのやめてもらいます?

これは何かの縁だと思って受け入れた方がいいですね。

「わかりました。峰さんと一緒に行きますね。それでいいですか?」

「はい。ありがとうございます」

私は心の中でため息を吐きながら、峰さんに

「じゃあ、一緒に行きましょうか。峰さん」

と声をかけると彼女は寝ていました。

二度寝って気持ちいいですよね。






安定の文章の短さ

それなのに読んでくれるなんて嬉しいです

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