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サヨナラは言わない(ニ百文字小説)

作者: シグマーズ

 いつまでも一緒にいられると思ってた。だけど、君は今日遠い街へ旅立つ。私は涙をこらえられなかった。君は私の涙を拭い優しく語りかける。 「いつでも同じ空を見ていり限り、君と僕の心は繋がっている。だから、サヨナラは言わない」

駅のホームに発車のベルが鳴り響く。

私は、そっと笑顔になって頷いた。

これは、別れじゃない。 始まりなんだ。だから、私もサヨナラは言わない。

私は手を振り、旅立つ彼を乗せた列車を見送った……。

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― 新着の感想 ―
[一言] 初めまして。 というか、coachさんの小説にいつも感想書かれている方ですよね(^^) 同じ空の下で繋がってる、か。 多分、列車と言っているように、時代は少し昔なのでしょうか? 携帯とか…
2011/01/11 11:30 退会済み
管理
[一言]  拝読いたしましたので、感想を。  切ない別れの一幕。ずっと一緒にいるのが普通だと思っていた二人の間に起こる異常。    「サヨナラは言わない」というセリフがとても印象的で、胸を衝きました…
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