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03月11日、水曜日

 試験2日目のあとも、藤也と昼を食べたら図書室で勉強。


「今日はいい感じだったと思うんだよ」

「はいはい、明日の分も頑張ってくれ」

「頑張る」

「ご褒美、期待してていいから」

「うん」


 自分で言っておいてアレだけど、彼氏でもない後輩相手に順位が上がってたらチューしてほしいっていうのは、どうなの?

 すごいえっちな女の子みたいでやだなあ。

 でも藤也はその気になってるし、取り消したくない。

 悶々としながら、図書室を追い出されるまで勉強する。

 今日も私の下駄箱に手紙は入ってなくて、このままなくなるといいんだけど。


「今日で92日だな」


 そう言いながら、藤也は私の口にキャラメルを突っ込んだ。

 甘くておいしい!


「そだね。藤也はさ、春休み行きたいところある?」

「春休みかー、もらえるかわかんねえんだよな」

「おうち、忙しいんだ」

「うん。あ、バイトに来てもいいよ」

「え、私、お花のことわかんない」

「だいじょぶ。掃除とか、家のこととか……あと桔花と蓮乃に勉強教えるのでもいい。あいつら、受験生になるから。さすがに高校受験レベルならわかるだろ?」

「……考えとく」


 それ、家族公認の彼女みたいだ。

 まだ私、なんにも言ってないのに。藤也だって。

 なのに私はご褒美にチューしてほしがってて、藤也もそれでよくて、ほんと、変なの。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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