表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
76/101

02月23日、月曜日

 祝日だけど、今日も藤也とは会えない。

 2日続けて会わないのは寂しいなーって、思ったり思わなかったり。


「いやいや、甘え過ぎでしょ」


 風呂上がりに呟いてスマホを手に取る。

 動画を見ながらストレッチして、顔のマッサージして。


「……寝るか」


 時計を見ると10時前。

 前に藤也はこれくらいには寝るって言ってたし、今日はきっと連絡ないよね。

 歯を磨いて、親に「おやすみ」って声をかけて、部屋に戻る。

 ベッドに入ってスマホを充電器に乗せて。


「挨拶くらい、しても、いいでしょ」


 短く、「おやすみ」とだけ送る。

 部屋の明かりを消そうとしたら、スマホが震えた。


『悪いな、寝るとこに』


 ビデオ通話だ。

 スマホの向こうの藤也も、同じようにベッドで寝転がってる。


「ううん。どうしてるかなって思ってたから」

『いやー、昨日今日と実家の手伝いしててさ。ほら、卒業式前だからめちゃくちゃ忙しいんだよ』

「あ、そっか。そうなんだね」

『でもさ、76日目だし、メイサの声は聞いておきたいから、連絡くれて嬉しい』


 藤也はニコニコしてこっちを見てる。

 かわいいなあって思うけど、同時に遠くて寂しい。


「明日、藤也は朝の部活ある?」

『あるよ。そっちもあるだろ?』

「うん、ある。また明日ね」

『もう寝る?』

「うん。明日、藤也に会うから早く寝る」

『すっかりかわいいこと言うようになっちゃって』

「そうかな」

『うん。めちゃくちゃかわいい。おやすみ。俺もメイサに早く会いたいから寝る』


 通話を終える。

 今度こそ、部屋の明かりを消した。

 夢にも会いに来てって言えばよかった。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

楽しんで頂けたらブクマ・評価・感想などで応援いただけると大変嬉しいです。

感想欄はログインなしでも書けるようになっています。

評価は↓の☆☆☆☆☆を押して、お好きな数だけ★★★★★に変えてください!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ