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02月22日、日曜日

 今日は、藤也から用事があって会えないと言われている。

 残念だけど仕方ない。

 それに、やらないといけないこともある。

 ……放ったらかしてた進路希望調査票を睨んだ。


「どうしよう」


 やりたいこと、行きたいところ。

 なくは、ない。

 こういうのをやってみたいって言うのはある。

 でも、私の成績でそれができるのかは、わからない。


 ……藤也なら、どうするだろう。

 たぶん、わからないなら、ちゃんと調べると思う。

 あいつは、わからないからって逃げたり放ったらかしたりしない。

 スマホであれこれ調べて、書き込む。

 なんとか欄を埋めてカバンに入れたら、スマホが震えた。

 藤也の名前と、一言だけ送られてきている。


『今、ヒマ?』

「ヒマになったところ」

『なにそれ』

「課題終わらせたとこなんだ」

『こんな時間まで放ったらかすなよ』

「難しかった!」

『難しいなら早めに聞けよ。今日で75日だぞ?』


 聞けないよ、私の進路だもん。

 そんなことまで藤也に頼ったら、私、自分のことなんにもできなくなる。

 でも、聞いたら藤也はなんて言うんだろう?


『どした?』


 返事が遅れたから、藤也からまたメッセージが送られてきた。


「親に呼ばれてた」

『そっか、明日も会えねえわ。辛』

「そうなんだ?」


 そのまま、ちょっとやり取りしておしまい。

 最近、藤也との距離感がわからない。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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