02月08日、日曜日
今日は休みだけど、私にしては珍しく早起き!
昨日の夜、藤也が電話で泣き言を言ってきて、うるさかったから、
「明日の朝9時に駅!」
って約束して電話を切ったからだ。
いつもはギャル系の服だけど、今日は動きやすいスポーツ系。
駅に着いたら藤也は先に着いていた。
「お待たせ、行こう」
「どこに?」
「バッティングセンター。バットぶん回したら、元気になるよ」
「お前、ちょいちょい脳筋だよな」
藤也は笑いながら私の手を取った。
「俺、初めてだから教えて」
「うん。藤也、運動神経良さそうだから、きっとすぐ打てるよ」
繋がった手を握り返すと、するりと指が絡められた。
「凹んでるから、甘えさせて。昨日、メイサが帰ったあとに親父と伯父さんに説教されたから」
私に連れ帰られるまでゴネて、不貞腐れてお礼もまともに言わなかったことを叱られたらしい。
「仕方ないな。私、甘えるの下手だからお手本見せてよ」
「今日で61日目だけど、メイサちゃんはしっかりしてきたなー」
「最初からしてるよ。これでも先輩なんだから」
「うん。そうだったみたい」
藤也がコテっともたれかかってくるから、背伸びして頭を撫でた。
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