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01月30日、金曜日

 ……やらかした。

 サッカー部のスポドリはマネージャーが作ってる。

 甘すぎないよう薄めてクエン酸を足すんだけど、入れすぎた!

 味見した他のマネージャーも顔が引きつってる。


「うう、酸っぱい」

「こっちで作り直すよ」

「ごめんよう」


 半分くらいは作り直しに混ぜて薄めてもらえばいいけど、この残りの酸っぱいやつはどうしよう。


「何してんだよ」


 軍手をはめてゴミ袋を担いだ藤也が顔を覗かせた。


「あーん、ハニー、慰めて!」

「お、52日目にして甘えるようになったか?」


 藤也は私の頭を撫でようとして手を止める。


「今手え汚えから撫でてやれねえや」

「それは後でいいんだけど、これ飲める?」


 プラカップにスポドリとストローを入れて差し出した。


「んー、酸っぱいけど、炭酸水で割ればいけるかも」

「あっ、天才! あとで持ってったら飲んでくれる?」

「いいよ。じゃあ、俺行くから」

「ありがと、ハニー。愛してる!」

「へいへい、俺も愛してるよダーリン」


 酸っぱいスポドリを大きめのプラコップに半分くらい入れた。

 ダッシュで自販機でソーダを買って入れたら、悪くない!


「よし、残りは私が責任を持って飲むね」


「うん、よろしく。よかった、無駄にならなくて。さっきの1年にもお礼言っといて」

「ほんと、ごめんね」


 藤也のおかげで、私は凹まずに済んだ。

 ……つい「愛してる」って言っちゃったけど、まあ、ついってことで。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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