表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
51/62

01月29日、木曜日

 今日から後半戦!

 ってことで、学校帰りにドラストに来た。


「あのね、今日で51日でしょ? んで、いい匂いのする女の子はモテるって、雑誌に載ってたの」

「ふーん」


 隣の藤也はどうでもよさそうな顔で頷いた。


「だから、ヘアオイル変えようかなって。ね、どの匂いが好き?」

「そんなの人によるだろ」

「だから、あんたに聞いてるんじゃん」

「……お前さあ。あ、甘い系ヤダ」

「そなの?」


 2人であれこれ嗅いでみる。

 けど、嗅ぎすぎてわかんなくなってきた。


「藤也はどれ使ってるの?」

「これ。あんま匂いキツくないやつ。俺、店の手伝いもするから、あんま匂いキツイとお客さんに嫌がられるし。あとめっちゃ汗かくから、汗と混じると臭いだろ」

「そう? 私、藤也のこと臭いって思ったことないよ。いい匂いでもないけど」


 藤也胸元に顔を寄せる。

 比べるのがサッカー部の泥だらけの男子だからかもだけど、藤也は土と草とお日様の匂いがした。

 ぼんやりしてたら、頭に藤也の顔が乗る。


「ちょ、今汗臭いから!」

「そんなことねえよ」

「もー、いいから選んでって」

「じゃあこれ、ユーカリミント」

「すっきり系だ」

「俺はさっぱりした匂いが好き」

「じゃあ、買ってくる」

「素直すぎるだろ」


 ぼやく藤也とレジに向かった。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

楽しんで頂けたらブクマ・評価・感想などで応援いただけると大変嬉しいです。

感想欄はログインなしでも書けるようになっています。

評価は↓の☆☆☆☆☆を押して、お好きな数だけ★★★★★に変えてください!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ