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手を合わせて  作者: まさ(degyan)
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カイト生還 第2話

新感覚神社巡り~皆んな神の子~

中鳥居から参道へ入る一行。


正面には赤く綺麗な社殿が歴史を感じさせる趣きで建っている。

冒頭で説明をした様に4柱の姫神様達のお出迎えといったところだろう。

ただただ、圧巻させられる。

見とれてしまう。

正直、何時間もここに居て良いよ!といわれたら筆者なら1.2時間は居てしまうだろうと…。


右手には社務所がある。

御朱印や御札等、厄除けグッズが整然と並べられている。


左側には佐波神社がある。

摂社として近くの神様を合祀されているらしい。


*佐波神社でもなかなか経験出来ない事柄が発生しましたが、筆者はその場にいなかった為、後で内容を詰めて皆様に伝えられるように致します。

という事で割愛します。


順路は左に折れて右周りで周る流れになっている。

佐波神社を後にして一行は丹生都比賣神社 神饌所に到着する。

ここから4柱の姫神様を一同に眺める事が出来る。赤い社殿が4つと1つ。

この場所に来て初めてもう1つの社殿がある事に気づく。

手前にある小さめな社殿は若宮という主祭神。この地に丹生都比売を祀る為に気比神宮から大食都比売大神を厳島神社から市杵島比売大神を勧請した行勝上人という僧侶が祀られている。

この神社が瀬織津姫大神由来だと知ってご尽力なされたとして、姫神様達と一緒に祀られているのか?人と神様方に上下の差は無いのだと示されているように感じる。

かがみ→《が》を抜いたら→神

をそのまま表現されているように思う。


この場所から4柱の大神様達に感謝の意を伝える。

まさ「これまでとこれからを永遠に見守り続けて頂いて感謝しております。また、本日は貴方様方に御縁のある者たちを連れて参りました。どうぞ今後ともよろしくお願いします」


今回この企画をメンバーに発表した時には

既に神様達からの人数調整は行われている。

全て纏まる様に、御役目を頂き行動に移せる者しか呼ばれない。


参加者によく聞かれる事があった。

「私は何もしていません。何も出来ていません。ここに居ても良いのでしょうか!?」…と。


神様達が選定した人選に間違いは無いと筆者は思っている。その人選を疑うのは失礼ではないだろうか!?

今は何も役立ててないかもしれない。

でも、いつかは役に立つかもしれない。


この神社巡りの1番の目的は「今、何を感じて今後どう生きるか!?」を重点に置いている。


今でしかわからない感覚は個人それぞれ違う事だろう。そのわからないという感覚を覚えておく必要があるから、その体験を「今」している。

「今」という「時」はいつも目の前にあるのだから。

貴方は何を思う?何をしたい?どうなりたい?

は、結局自分にしかわからない。

だって…貴方の人生を他人は知らないから。


貴方が決めて良いんだよ!?


あれはやっちゃダメ。これはやりたくない。

こうしなければならない…はホントにそうなのか?…を自分と向き合う事でしか手に入らない。


人に答えを聞く生き方しか教わらなかった。

ほとんどの人がそうだと思う。


それが、貴方の人生なら貴方は何の為にこの地球に生まれて来たのだろうか!?

身体を肉体を持って人として生まれて来た事には、当然の理由がある。


貴方は聞いた相手の言う通りにしか動けないのか?


私を知らない他人に私の道を決めてもらう。

これが馬鹿馬鹿しい!!と思えない人は1度ちゃんと考えてみて欲しい。

その方が安全かもしれない。損が少ないかもしれない。でも、誰かが歩いた道で出来上がったその道に感動する事があるだろうか!?

わからないけど何とかなった出来事などは自分の中に楽しさや興奮を連れて来る。

振り返ったその道が凸凹であろうと、勾配がきつかろうと貴方が歩んで来た道に変わりない。

その道の道中で出逢った人が貴方の一部分を想い出として共有する。

その数が多ければ多い程、貴方を証明する事になる。

他人に言われた事しかやらない人は筆者から見たら、コピーロボットとなんら変わりない。

個の人生を選んで良いのだから、貴方は貴方というオリジナルで生きて欲しい。


それが「今」という場面に置いて、自分が決められる選択の瞬間ではないだろうか?


この世界(宇宙)は、初めに「声」があった…。

それは、意識を目覚めさせワタシが何であるか!?

の始まりである。

ワタシを知る為に、ワタシの分身を作った。

ワタシの分身が大勢いても全てワタシ。

沢山の可能性がワタシである。

その可能性の中にコピーロボットが大量につくられて…。

始まりの神は哀しみで溢れかえっている事だろう。


読者の皆様には思い当たらないかもしれないが、

現代社会ではあまりにも悲惨な事が次から次に起きている。それが偶然ではない事に気づいて貰いたい。

誰か?の意図で誘導されて起こされている現状。

そこにフォーカスして、誰か?の誘導に乗せられていると感じたら1度その流れから離れるようにして下さい。

俯瞰してみれば、よくわかるようになります。

誰か?が仕掛けたマッチポンプの中に入れられた…と。

離れる事が出来れば、事の次第が見えてきます。

それに乗らない事で貴方がやっと貴方として、生きられるようになります。

「か〜ごめ、か〜ごめ、か〜ごの中の鳥は、

い〜つ、い〜つでや〜る…」

籠から出て下さい。

貴方の人生に必要の無い籠。

そこが新しい貴方のスタートラインです。


筆者の話は度々脱線する。


遅遅として話が進まない事に申し訳なさを感じながら、話を戻します。


丹生都比賣神社 神饌所で手を合わせ参拝している時、まさに不思議な感覚がやって来た。

上から降りてきた光に身体が包まれる感覚だ。

まさは感覚を大体でしか捉えられない。

が、時にはそれはとても楽観的にもとれる丁度良い感覚だと思っている。

まさ「うわ〜!光に包まれた〜」

そう感覚がはしゃいでる。

まさは良い波動を受ける時は感動やらハートチャクラが暖かくなる。

まさ「胸が暖かくなってきた」

みさえ「私も胸が暖かくなっている」

丁度、メンバーの1人であるともみがこの場所で

みさえとまさが話しているところを写真に収めていてくれていた。

その写真にはまさとみさえに虹がかかっていた。


丹生都比賣神社 神饌所を後にし、一行は丹生都比売神社の正面にやって来る。


この日は、前日の夜から早朝までずっと雨が降りっぱなしで社殿のあちらこちらに雨で湿らせた場所が所々見受けられる。


ふと、第2柱の高野御子大神様の社殿の屋根に白い霧がモヤモヤと立ち上がっているのが見えた。光の射し込む角度が絶妙に霧の粒に当たってキラキラと幻想的に輝いている。

ともみ「え〜!?どこどこ?うわ〜!ホンマや〜!綺麗!!」

ミカ「歓迎されているね〜。歓迎の仕方が半端ないね〜」

一行は、ハヤトの掛け声に合わせて柏手を打つ。

「パン!パン!パン!」

14人からなるせ〜の!の柏手は、敷地内に響き渡るくらい大きな音になってしまう。

それもこの神社巡りならではの楽しさでもある。

それぞれが想う感謝の気持ちを伝え、丹生都比売神社をあとにする。


神を祀る神社には、摂社と呼ばれる名が通った神様を合祀して同じ敷地内であったり近くの場所だったりに社を設けて一緒に参拝出来る所が多くある。

その神様は土地由来の方であったり、主祭神に縁のある方であったり、学問の神や稲荷の神もこの摂社という仕組みに入るのだろうと思う。


丹生都比売神社の隣には脇ノ宿石厨子という石碑がある。一行はそちらに足を向け近づこうとすると何人か?のメンバーが近寄れない状況になってしまう。

遠目からの距離でも人の念が篭っている場所は

感度が高いメンバーでは近寄り難い。

まさ「頭痛い!ここの波動が悪い」

みさえ「ちょっと石笛吹くわ!」

何人か?のメンバーは浄化が終わるまで前に進めない。

ハヤト「うん!終わったから、いいよ〜」

ハヤトはあっという間に空間浄化してしまう。


ジュンヤとたったは相変わらずここでもはしゃいでるように見える。

ふと、ジュンヤの視点で何か?を見つけたようだ。

ジュンヤ「あそこ!あそこ!」と口ずさみながら身体をその場所へ足らせる。

この周囲は祀られている付近以外は小さな山林になっていて、外部から見えない所にある。

その山林目掛けて走って入っていく。

傍から見ていて少し落ち着いてもらいたいと思うところだ。

ジュンヤ「捕まえた!」

と言って、ハヤトに手の中に入れたエネルギー体をハヤトに預ける。

ハヤト「お〜!よく見つけたね〜」「はい!浄化終わりました」とジュンヤが持ってきたエネルギー体を浄化し、自然と循環させる。

ハヤト「どんどん進むよ〜」

一同「は〜い!」

基本、この流れである。


ハヤトの浄化のおかげで大峯修験者の碑と光明真言曼陀羅碑に全員が到着する。


後で調べて知った事だが、大峯修験者の碑は

以前は、輪橋を渡った所に建ててあった。

神仏分離令で大正に今の場所に移せられたそう。

輪橋を降りた場所の波動が悪かった理由がここにあった。


大峯修験者の碑の前に来た一行。

しかし、ハヤトの先程の浄化では落としきれない汚れの原因がまだあるようで、メンバーの中の数人が渋い顔をしている。

汚れの発信源を突き止める為にハヤトはメンバーに確認する。


〈汚れ〉というのは、目に見えるゴミとか汚らしさではなく目に見えないけどその場所やその箇所にこびり付いた空間にある、人の念の事を指している。

神社や寺院では人の願いが溜まり続ける場所がある。

神社なら社殿や池の周り、木、石、社殿裏の山

辺り。

寺院なら、墓、水場、仏像、木、石など人が願い事をする場所全般だと思ってもらえればわかりやすいと思う。

それをメンバーにわかり易い言葉で表現した言葉が〈汚れ〉である。


まさ「この左側辺りだと思う」

みさえ「その左側の裏じゃない?」

ハヤト「やってみるね!」

ハヤトは浄化を深い所まで探る。

ハヤト「コレかもしれんね!?」「コレでどう?」

まさ「うん!取れた!頭が軽くなった」

みさえ「収まった」

雅代「綺麗になりました!」

と、この時点でようやく石碑に向き合う事が出来るようになる。

石碑に刻まれた文字は年季が入って読む事ができなかった。


直ぐ隣には、脇ノ宿石厨子の祠がある。

真言宗の開祖を祀られているいるそうだ。

空海をこの地に呼び寄せて、高野山を開く流れを創った方らしい。

高野山とは現状、山伏の修検場とされているが、一説には丹生都比売大神をこの地で守護をする為に大峯山を開いたのだそうだ。

この日本でも隠された神様「瀬織津姫大神様」を護る一団が高野山という話である。


まさ「瀬織津姫大神様を御守り頂き感謝しております。また、この場所を開山して頂いて瀬織津姫大神様に出逢える場所を開いて頂きありがとうございます」と参拝する。


ここは真言宗なのだろうが、どの宗派であっても宗教というのは「洗脳」だと筆者は思っている。

実際、どれだけ心の篭った念仏だろうが、曼荼羅だろうが人の念がそこに残るからだ。

残った念は誰が?払ってくれるのだろう?とは考えない。自分が気持ちよければそれで良い。

教わった価値観をその場に置いて満足している。

一般的に人の為、自分の為、自然の為にお祈りをしているとはいうが、だいたいは願い事であり、他力本願である。

そんな思考の者たちに願い事は叶わない。

神様達に「あ〜して欲しい!こ〜して欲しい!」は言わない方が良い。

何故なら、既に「全て在る」からだ。

特に日本人なら、自分を表現出来る身体がある。空気がある。自然がある。四季がある。水がある。植物がいる。魚がいる。平和がある。


当たり前だと勘違いしている現代人。

無い物探しに夢中な現代人。

よくよく考えて欲しいと筆者は思う。


神様は与えっぱなしである。


全て己のモノではないという事を知って欲しい。

身体は借り物。死んで土に還りまた新しい身体をお借りする物。


粗末にしていませんか!?

神様からお借りしている大切な身体。

神様拝む前にする事して欲しい。

神様全て見ているから、全て自分の自業自得。

することしてれば、神様勝手に貴方に繋がるよ。


この地球はそういう所。

この日本は感謝を知る所。


神様の前に立ったら「いつもありがとうございます」と伝えて下さい。

辛い事、悲しい事あると思います。

神様「知らん!」とは言いません。

貴方が成長する為の全てを与えてくださっています。


また、話がそれた…。





















第3話に続く。

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