表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大人の恋心 (LOVE YOU/スピンオフ)  作者: 設樂理沙


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

72/83

大人の恋心 72

72.


 「正直に言います。

 桂子んにお礼の電話なりメールなり、しようと思いつつ、何だかできなくて

・・お恥ずかしい」



 「できない時は、無理しないほうがいいですよ。

 それに私のほうも連絡しませんでしたから、おあいこということで」



  「はぁ、面目ない・・デス」




   ・・・



 「かき氷、おいしかったです。

 ありがとうございます、こんな素敵なお店に連れて来てくれて」



 「いやや・・やや・・気に入ってくれて良かったです。

 この後、よければプラネタリュウム見に行きませんか? 」



 「ひゃぁ~、また涼しい所に行けるんですね。うれしぃ~」



 「笑・・笑・・」



 桂子さんは相手を喜ばすことの上手い人だな。


 タクシーを店の前まで呼び、駅までひとまず戻ることにした。



 「じゃあ、ボチボチ行きますか」



 「行きましょ、行きましょ。

 プラネタリュウムなんて何年振りかしら。楽しみぃ~」



 駅に着くと、小野寺さんは、、レンタカーを借りてタクシー乗り場の

近くまで迎えに来るので10分ほど待っててくださいと言い置き

足早に駆けて行った。


 ちょっと遠出になるのかも。


 駅のコンコースを出ると夏の日差しをモロに受けるだろうから

わたしはゆっくりとタクシー乗り場のほうへ歩いて行くことにした。

 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ